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ソウル大、1970年来の新入生分析

Posted January. 25, 2004 23:22,   

ソウル大社会科学研究院の金光億(キム・グァンオク)教授の研究チームは25日、1970年から昨年までソウル大学社会学部の9の学科の入学生1万2538人を分析した「入試制度の変化:誰がソウル大に入るのか」という報告書を発表した。

同報告書で研究チームは「これまで30年間、教育政策の変化は低所得層の入学可能性を拡大することには貢献できなかった。かえって高学歴、高所得の両親を持った学生の入学可能性が増加した」とし、「このような現象が発生した原因について一層踏み込んだ研究と論議が必要だ」と発表した。

▲両親の学歴と所得世襲〓両親の学歴と社会的地位が高いほと、子供のソウル大入学率が高いという結果が出た。また、その格差は次第に広がる現象を見せている。

報告書によると、大卒以上の学歴の父親をもった受験生の入学率は、父親が高卒の受験生に比べ、1985年2.4倍から1990年3.3倍、2000年3.9倍と高くなっている。

また、2000年の場合、医師、教授など専門職と4級以上の高級公務員、会社幹部など、高所得職の父親1万人を対象に、その子供がソウル大社会学部に入学した人数を調べた。その結果、37人だった。しかし、一般家庭の子供は2.2人に過ぎず、高所得層の子供の割合が、一般家庭の16.8倍に達した。研究チームは高所得層を具体的な所得の金額ではなく、職業群で分類した。

入学後の成績も大学以上の高学歴、高所得職業群の両親を持った学生の成績が(4.3満点)平均0.11点高いという結果が出た。

研究チームは「両親の教育水準と所得格差による人的投資の差がこのような結果を生むと考えられる」とし、「高所得、高学歴家庭出身の学生は入学した後も、就職の準備よりは留学などのため、学校の成績などに関心を示すのも原因のひとつと言える」と説明した。

▲断然トップは江南〓ソウル江南(カンナム)地域の高校生はソウル大の入試制度が変わっても一時的な「衝撃」を受けるだけで、引き続き全国最高の入学率を見せていることが調査の結果明らかになった。

論述試験が導入された1986年、面接試験が始まった1988年、学生簿と大学修学能力試験が導入された1997年にソウルと江南地域の高校生の入学率は一時的に下落したが、1年が経過した時点から入学率はもとの水準を回復していた。

全入学生のうち、ソウル江南地域の学生の割合が、1986年は前年と比べ、3.5%から2.5%、1988年の場合、前年の3.3%から2.6%、97年の場合、前年の3%から2%に下落したが、1年後からは再びもとの水準に回復した。

▲専業主婦の子供の割合高い〓ソウル大に入学した子供をもった母親は、77%が専業主婦だった。03年の場合、専業主婦の子供がソウル大に入学する入学率は、働いている母親の割合より、3倍以上高かった。

研究チームは「高所得の配偶者を持った女性であるほど、経済活動に参加せず、専業主婦になるケースが高く、子供の教育に専念できるからだ」と分析した。

外国語高、科学高など特殊目的高校出身入学生の入学後の成績が、一般高校出身の入学生より平均0.13点高く、女性の成績が男性の成績より平均0.25点高いとされた。

責任研究員の金光億教授は、「平準化と難しくない試験問題のため、学校外教育を通じて反復学習をした高所得層家庭の子供の入学率が高いと分析された」とし、「入試制度は、加熱した教育熱を生産的な方向に導くことに焦点を合わせるべきだ」と述べた。



podragon@donga.com