韓火(ハンファ)グループの金升淵(キム・スンヨン)会長は8日、海外に逃避した疑惑がもたれていることについて、会社を通じて「出国した後になって、検察が出国禁止の措置を取ったことを知った」とし「韓国内で問題を解決していくうえで検察出頭が必要とされるならば、日程を変更してでも帰国して捜査に協力したい」との意向を明らかにした。
検察は、大統領選秘密資金捜査と関連し、金会長に対して1月2日付で出国禁止の措置を取ったが、金会長が同措置の前日に米スタンフォード大での研修を名目に出国。逃避したとの疑惑が浮上していた。
金会長は「出国する時点に関する誤解は『烏飛梨落(烏が飛ぶと同時にナシが落ちる、同時にあることが起こり疑われるようになるとの意)』にあたる偶然から始まったもの」とし「ともかく、この件で関係者方々に深いお詫びの言葉を申し上げたい」と話した。金会長はまたて「韓米交流協会会長を受け持っていて、昨年10月、スタンフォード大に研究課程を申請していたが、12月18日に最終的な入学通知を受けた」と語った。
金斗英 nirvana1@donga.com






