米国務省の韓半島和平担当特使および韓半島エネルギー開発機構(KEDO)米代表にジョセフ・デトラニ元米中央情報局(CIA)分析官を任命したと、バウチャー国務省報道官が23日明らかにした。
バウチャー報道官は、デトラニ氏が最近中国を訪問し、中国政府高官や中国駐在の韓国大使、日本大使らと会談し、韓半島情勢や北朝鮮核問題をめぐる6者協議などについて協議したと話した。
同報道官は、デトラニ特使がプリチャード対北朝鮮交渉担当大使のポストを引き継ぐのではなく、「新たなポスト」として就任することになると説明した。国務省によると、ニューヨーク大出身のデトラニ氏は空軍将校として勤務したあと、1974年に経済分析官としてCIA入りし、欧州や東アジアを担当してきた。91年からは広報責任者として務めた。
maypole@donga.com