14日ソウル瑞草区盤浦洞(ソチョグ、バンポドン)のA塾。
同塾が行った「韓国教育課程評価院」の模擬修学能力(修能)試験の結果に基づいた入試説明会」に50余人に及ぶ父母が駆けつけた。塾は第7次教育課程の特性を自主的にまとめて作った資料を出席者に配った。
彼らは「新しい試験制度だけうまく分析しても点数を上げられる」、「一部の科目は大変難しくなるため、塾を通じた深化先行学習の必要性がさらに増した」と父母を説得した。
このように冬休みを控えて第7次教育課程の最初の受験生を対象にした入試塾の生徒誘致活動が盛んだ。
▲実体と問題点〓だいたい今月末まで予定されている説明会はその規模、オンラインいかんを問わず例年より回数や規模が拡大した。
大型塾のB塾の場合、ソウル地域の巡回説明会を既に終えており、地方4都市を回って2万人を集める計画だ。
江南地域にある中小型の補習塾も大学教授、有名塾の講師を招待して1回当たり50〜100人くらいの父母を集めている。また各大学が随時選考の方針を発表するにつれ、科目別専門塾も「来年は随時選考しかない」というテーマで説明会を開いている。
父母のチェさん(51、女)は「特に日曜日になれば新聞に入試説明会を案内するちらしが20枚くらいずつ入ってくる」とし、「携帯番号と住所を知らさなければ予約番号を受けられないところが多い」と述べた。
第7次教育課程修能の主な内容は選択科目の拡大。社会探求は11、科学探求は8つの科目の中で基準に合わせて1〜4の科目を選んで試験を受ければいい。このため塾の講義も細分化している。
昨年まで英語、数理、科学探求のクラスをひとつずつ運営していた江南区狎鷗亭洞(アックジョンドン)C塾は今年科目別基本クラスの他にも「英語深化教室」、「深化微積分クラス」、「深化物理2」などを開設した。
しかし、これは当局が出題方向を定める前にあまりにも先走ったもので、受験生と父母に多大な混乱をもたらしかねないと指摘されている。
評価院も模擬修能はあくまでも実験的な評価であり、仮案であることを強調している。
▲父母と当局の立場〓「ともに暮らす教育市民の集まり」の金チョンミョン会長は「最近父母の間で7次恐慌という言葉が出回るほど不安感が漂っている」とし、「塾への依存度がさらに増しているが、商業的に加工された情報だけに頼れないから各学校で説明会を開かなければならない」と述べた。
教育課程評価院の李範弘(イ・ボムホン)修能本部長は「難易度が難しくなるという勘違いが多いが、教科書レベルであることを断言する」とし、「選択科目別でも標準点数偏差のため有利な科目と不利な科目ができるかもしれないので、適性に合う科目を選ぶのは最も安全だろう」と述べた。
また李本部長は受験生の混乱を避けるため、来年3月まで7次教育課程による修能案内試料を各学校に送ると付け加えた。
cij1999@donga.com






