最高検察庁・中央捜査部(安大熙部長)は1日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の後援者である姜錦遠(カン・クムウォン)釜山チャンシン繊維会長を再召喚し、姜会長を政治資金法違反などの容疑で刑事処罰する方針だ。
検察は先月18日に行われた姜会長の会社や自宅などの押収捜索で、姜会長の個人的な不正容疑も一部確認している模様だ。
検察は姜会長を徹夜で取り調べ、容疑が最終的に確認されれば、政治資金法違反および横領背任などの容疑を適用する方針で、拘束令状も視野に入れている考えだ。
最高検の文孝男(ムン・ヒョナム)捜査企画官は1日、「姜会長への刑事処罰をどの程度にするかは、明日中に決まると思う」と話した。
検察は姜会長に対し、昨年11月末、会社の口座から20億ウォンを引き出し、盧武鉉候補キャンプに貸与し、返済の経緯などについても集中的に追求した。
また、検察は姜会長が昨年11月と12月の4回にわたって9億5000万ウォンを盧大統領の友人のソン・ボンスル前チャンスチョン代表に提供した背景と名目、出所などについても調べており、2日午前11時にソン氏を召還する予定だ。
検察はまた、ハンナラ党が盧大統領を捜査してほしいと依頼した件を、最高検中央捜査部1課に送り検討させる。
一方、検察は大統領選挙資金の違法募金と関連し、同日、蘇秉海(ソ・ビョンヘ)前三星(サムスン)火災顧問を非公開召還し、昨年の大統領選挙当時、個人名義で1億ウォンの後援金を民主党に提供した経緯と後援金の出所などについて取り調べていたことが分かった。
検察はまた、ハンナラ党の崔燉雄(チェ・トンウン)、金榮馹(キム・ヨンイル)議員に対しても事情聴取を行う方針だ。
丁偉用 viyonz@donga.com jefflee@donga.com






