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三星電子役員らに120億賠償判決、小口株主に軍配

三星電子役員らに120億賠償判決、小口株主に軍配

Posted November. 20, 2003 23:08,   

三星(サムスン)電子の小口株主たちが李健煕(イ・ゴンヒ)三星グループ会長などを相手に出した損害賠償請求訴訟抗訴審で、「失敗した経営判断に対しては責任を問うことができない」などの理由で、1審での賠償額である977億ウォンより大幅減った190億ウォンの賠償判決が下された。

ソウル高等裁判所民事21部(金鎮権部長判事)は20日、朴元淳(バク・ウォンスン、美しい財団常任理事)弁護士など三星電子の小口株主22人が李会長と三星電子の前現取締役など10人を相手に、「放漫な経営のため損害を被った」との理由で出した損害賠償請求訴訟で、「李会長は70億ウォン、陳大済(ジン・デジェ、現情報通信部長官)前三星電子取締役など5人は連帯して120億ウォンを支給しろ」と言い渡した。

判決は、「原告たちは三星電子取締役会が1997年3月、不良企業であるイチョン電気(株)を十分な検討なしに買収することに決めたため莫大な損害が発生したと主張したが、経営で多少の冒険と危険性は必ず伴うもので、失敗した経営判断に対してまで法的責任を問う場合、経営萎縮をもたらす可能性があるので賠償責任がない」とした。1審裁判部はこの部分に対して276億2000万ウォン余りの賠償責任を問うた。

判決はまた、「三星電子が額面価1万ウォンで取得した三星総合化学(株)の株式2000万株を1株あたり2600ウォンで処分して計626億ウォンあまりの損失が発生したが、当時の三星電子の諸般事情を考慮して、取締役の責任を20%に制限して120億ウォンを賠償するようにした」と付け加えた。

一方、李会長が三星電子の財産を利用して、盧泰愚(ノ・テウ)元大統領に75億ウォンのワイロを渡した部分については、「75億ウォンの中で5億ウォンは損害賠償消滅時効が終わったので、70億ウォンに対してだけ賠償責任を問うことにする」と言い渡した。

今回の判決に対して市民団体側は、「小口株主たちの権利を無視した財閥寄りな判決だ」と反発した。



金秀卿 skkim@donga.com