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李光宰氏の収賄疑惑、捜査に着手

Posted October. 07, 2003 22:26,   

ソウル地検調査部(蘇秉哲部長検事)は、李光宰(イ・クァンジェ)大統領国政情況室長に数百万ウォンを渡したと陳述した観光レジャーグループのSグループの前副会長金成来(キム・ソンレ、54、女)氏を早晩召喚し、資金の伝達や請託があったかどうかについて調査する方針だと7日明らかにした。

だが、検察は現在としては李室長を召喚する計画がないとしている。検察の関係者は、「金氏が請託を目的に李室長に資金を渡したわけではないと言っているが、早晩金氏を召還して提起された疑惑などを調査する」と語った。

検察は金氏から昨年6月に盧武鉉(ノ・ムヒョン)民主党大統領選挙候補のキャンプで活動していた李室長に数百万ウォンを渡したという陳述を確保したが、請託の名目など犯罪の手がかりとなるものが明らかでないことを理由に捜査に本格的に着手しなかった。

これに先立って、宋光洙(ソン・クァンス)検察総長は6日、最高検察庁に対する国会の法制司法委員会の国政監査で、「ソウル地検に金氏を改めて捜査するよう指示する」と述べた。

一方、検察は金氏側から税金減免の請託と同時に5000万ウォンを受け取った疑いで6月に拘束された当時の国税庁課長ホン氏以外に、他の国税庁幹部も請託と同時に金品を受け取った疑いがあることをつかみ、捜査を行っている。



崔永海  jefflee@donga.com yhchoi65@donga.com