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旧盆連休に「明成皇后」「レンブラント展」多くの人が殺到

旧盆連休に「明成皇后」「レンブラント展」多くの人が殺到

Posted September. 15, 2003 23:39,   

秋夕(チュソク・旧暦のお盆)連休期間中、文化界はむしろ忙しかった。米国ブロードウェーと英国ウェストエンドに進出した「韓国ミュージカル」の代名詞『明成(ミョンソン)皇后』が、同期間中に「興行大当り」を記録し、映画街は外国映画と韓国映画の興行対決で燃え上がった。

また、徳寿宮(トクスグン)美術館で開かれている『偉大なる絵画の時代:レンブラントと17世紀オランダの絵画』展にも観覧客たちが殺到しており、テレビでは外国映画とドラマが人気を集めた。

▲公演・展示〓『明成皇后』の名声は変わらなかった。芸術の殿堂で公演された『明成皇后』は連休期間の10日から12日まで、計4回公演で有料観客6931人を記録した。回当たり平均観客数は1733人。製作会社である「エイコム・インタ−ナショナル」側は「チケットを販売しない視覚障害者席を除く1900席を満席とすれば、平均91.1%の有料観客の客席シェアを占めた」と明らかにした。有料観客が90%以上の客席を占めるのは公演界では珍しいことだ。国立劇場の演劇『問題的人間、燕山(ヨンサン)』も同期間、毎回平均1200人以上の観客を記録して、客の入りは80%以上だった。

『偉大なる絵画の時代:レムブラントと17世紀オランダの絵画』展も、秋夕連休期間に大きな人気を博した。10日から14日までの5日間、徳寿宮美術館には1万5000人(1日平均3000人)が殺到した。徳寿宮美術館の崔銀珠(チェ・ウンジュ)館長は「他の特別展の場合、平日平均800人、週末2000人程度訪れるのに比べれば多くの人が殺到した」と話した。

▲映画〓関心を集めた秋夕映画街の「興行ナンバーワン」は『オー!ブラザーズ』が占めたことが調査でわかった。映画配給社の資料をまとめた結果によると、この作品は13、14日で12万9000人(ソウル基準)と1位につけた。『パイレーツ・オブ・カリビアン』(10万人)と『組暴(組織暴力団)の妻2−帰って来た伝説』(9万7000人)はそれぞれ2位と3位を記録した。

5日に封切りされた後、ソウル地域を基準にした観客累計でも『オー!ブラザーズ』は50万人で1位だった。次は『組暴の妻2…』と『カリビアン…』がそれぞれ48万人と45万人の順となった。

しかし、興行ランキングをめぐる各配給会社の主張が異なり、熱い興行戦の一面を見せてくれている。『カリビアン…』の配給会社である「ブエナビスターコリア」側は「13、14日のソウル観客数は18万人、5日以降のソウル観客累計は61万人」と主張した。この主張によれば、興行ランキングは『カリビアン…』『オー!ブラザーズ』『組暴の妻2…』の順に変わる。これに対して『組暴の妻2…』の配給会社である「CJエンターテイメント」は「地方と違い、ソウルの観客数は知れているのに13、14日2日間の観客数が8万人も差が出るのは理解しにくい。客観的な観客数を検証するためにお互いに資料を公開することも一つの方法になるだろう」と話した。

▲テレビ〓KBS2の秋夕特集ドラマ『婚需』(12日午後9:40)が秋夕連休期間中に放送された地上波3社の秋夕特集番組のうち、16.8%の視聴率で1位を占めた。SBSドラマ『パッズィママ』(12日午前9:40)は7位。旧正月連休期間の特集ドラマが視聴率20位内にほとんどなかったことに比べれば、特集ドラマの善戦は変化に違いない。

しかし、全般的には外国映画が「節日の強勢」を維持した。視聴率調査会社である「TNSメディアコリア」が10〜14日に放送された地上波3社の秋夕特集番組の視聴率を調査した結果、ドラマ『婚需』に続き、KBS2『指輪の帝王』(10日午後9:40)、MBC『ミッション・イン・パッシブル2』(13日午後10:00)、SBS『 チャーリーズ・エンジェル』(14日午後9:50)、KBS2『少林サッカー』(11日午後9:40)など外国映画が視聴率2〜5位を占めた。この他にショー・娯楽番組のKBS2『爆笑青白戦』(12日午後6:40)、SBS『挑戦1000曲、皇帝戦』(14日午前8:00)、KBS2『ビックスターこんな姿初めて』(10日午後8:30)は視聴率6、8、10位をそれぞれ占めた。