災害が発生するとテレビが自動的にオンになる「警報放送」が、台風14号の上陸を受けて、13日の0時からおよそ3時間の間、釜山(プサン)、大邱(テグ)など嶺南(ヨンナム)地方で試験的に行われたが、停電のため本来の役割を果たせないなど、限界を露にした。
警報放送とは、台風、洪水などの災難が発生または予想される地域において、視聴率が下がる深夜時間帯などにテレビが自動的にオンになり、住民たちに状況を知らせる災難放送のひとつ。テレビにセットトップボックスを取り付けるだけで、警報放送の始まりと同時にテレビの電源が入り、災害放送の主管放送局となっているKBS1チャンネルに切り替わる。
中央災害対策本部は、昨年までおよそ5億6000万ウォンの政府予算を投入し、全国4000あまりの邑、面、洞役場にあるテレビにセットトップボックスを取り付けており、そのうち釜山、大邱など嶺南地域の250台あまりに対し、試験稼動を行った。
ところが、強風と大雨による停電により全く使えなかった地域が多く、政府予算をかけて施行する警報放送そのものに対し、有名無実との声が高まっている。
災害対策本部の関係者は「警報放送の活性化のためには、家電メーカーが、初めからテレビの中に警報放送の受信機能が内蔵された製品を造ることが望ましい」と語った。
kathycho@donga.com






