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[社説]「黒い金」懺悔の隊列に参加を

Posted August. 20, 2003 21:51,   

朴範珍(パク・ポムジン)元議員が、2度の総選で受け取った不法選挙資金の内容を本紙の企画シリーズ「政治家の懺悔録」を通じて告白したのは、勇気あることだ。誰にでもできることではない朴元議員の今回の政治資金の真実の吐露が、国民の念願たるきれいな政治への基盤になることを期待する。

朴元議員が、企業や党本部などから受け取ったとした選挙資金は、民主党候補だった2000年の総選で9億ウォン、新韓国党候補だった1996年の総選で約5億ウォンだった。思い出せるだけでこの程度であり、実際はもっと多かったはずだと言うから、法定選挙費用とは名ばかりだったわけだ。

問題は、朴元議員だけでなく、大半の政治家がそのような「黒い金」から自由ではないという点だ。選挙の時は言うまでもなく、普段でも地方区の管理などに多くの金を使わなければならない高費用の政治構造の中で、誰でも不法行為を犯さざるを得ない。選挙の時は莫大な金を使っても、選挙管理委員会には縮小申告すればよかった。数日前に有罪宣告があった税風事件や、対北朝鮮送金への特検(特別検事)の過程で明るみになった現代(ヒョンデ)秘密資金事件も、不法政治資金の必要性のために起ったことだ。

昨年の大統領選挙後、政界が約束した政治改革の要はまさに「金権政治」追放であり、そうしてこそ政経癒着の長年の病が撲滅できるのである。政経癒着は、国家の競争力をむしばむ構造的腐敗の源泉であり、それによる被害は結局国民に帰するしかない。

政界は、朴元議員の不法選挙資金の告白を、政治資金制度を新しく整備して、韓国の政治文化を一段階成熟させる契機にしなければならない。それには多くの政治家が、懺悔の隊列に参加しなければならない。このために「過去」を告白した政治家に対しては、国民が納得できるレベルで許す案が検討される必要がある。政治改革のない改革は、虚構に過ぎない。その中でも、政治資金の透明性が確保されない限り、国民はいかなる改革も信頼しないだろう.