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「高齢化時代に早期退職は毒」OECDが警告

「高齢化時代に早期退職は毒」OECDが警告

Posted August. 08, 2003 21:57,   

「早期退職を防げ」

人口の高齢化に危機感をつのらせている先進国に、経済開発協力機構(OECD)がまたしても警告のメッセージを送った。今度の警告は、経済成長と同様、短期間で高齢化が進んでいる韓国にも当てはまるものだ。

OECDは最近「高齢化社会とエスカレートする年金危機」という報告書を通じ「メンバー国がそれぞれ年金制度の改革に取り組んでいるが、早期退職を防げるような制度と価値観の変化が並行してこそ、危機は克服できる」と警告した。

▲50年には2人が老人1人を扶養〓非経済活動人口である老人の増加は経済にしわ寄せを与える。

OECDは退職年齢を高めない限り、メンバー国の平均老人扶養率が現在の22%から50年には46%と増えるだろうと展望した。

扶養率は、65歳以上の人口を20〜64歳人口と比較したもので、50年には65歳人口1人を扶養するために20〜64歳の年齢層に属する2人が産業生産に携わらなければならことを意味する。

▲55歳以上の就職率を高めなければ〓OECDが提示した短期的な解決策は、55歳から64歳の「高齢化直前」世代の雇用を増やすこと。OECDの調査結果、これに属する年齢層の就職率は平均48%だが、国別では25%(フランス)から70%(スイス)とまちまちであることがわかった。

就職率の低い国の場合、長期欠勤をしたり、障害者年金を受け取るやり方などで、事実上定年を2、3年繰り上げて早期退職するものと分析された。

これとともに、OECDは老人就職を助けるため、彼らに対する雇用差別を取り除く一方で、再教育を強化し、老年層に合う労働時間や労働条件などを政府が提示すべきだと促した。

▲韓国、退職後18年をぶらぶら〓OECDの分析によると、メンバー国の中で韓国の平均退職年齢は67.1歳で日本(69.1歳)に次いで二番目に高い。これは、退職後、社会安全システムの不備など、先進国に比べて早期退職しがたい仕組みによるところが大きいものと分析される。

それに対し、平均寿命は癌など、3大死亡原因を適切に予防すると仮定すれば、85〜87歳まで増え、退職後20年近く遊ぶことになる。

統計庁の調査によると、韓国社会はすでに00年に65歳以上の老人人口が全体の7%以上を占める高齢化社会に突入し、19年には老人人口が14%以上の高齢社会に入る見通しだ。



朴來正 ecopark@donga.com