▲馬は済州島、警察は江南〓数年前、江南(カンナム)警察署には「誰かと誰かが江南を半分に分けた」といううわさが出回った。中間幹部級の警察官2人が江南一帯の風俗店を、半分ずつ利権を分けて管理したという意味である。うわさの事実については明らかにされなかったが、あいにくもこのうち1人は後で業者から6000万ウォン余りのカネを受け取った疑いが持たれ、検察に拘束された。
江南警察署が転出希望で一番の順位であるのは昇進に有利にはたらくからだ。仕事が多くて実績をあげやすいこともあるが、こちらで勤めると昇進の2大の要素である「カネと有力者」たちに対するアプローチが容易だからだ。
江南警察署刑事係の幹部経験のある関係者は、「毎日上の方からの (あらゆる事件) 頼みの電話が絶えなかった。うまく事件を処理すれば食事を一緒にすることになり、それを機に偉い方々との付き合いも生まれる」と話した。
ちょっとした暴行や交通事故の事件でも、いろんなコネを使って頼む慣行からすると、警察官たちが有名人や高級公職者と付き合う機会は多くなるに決まっているという。そのために「班長(警衛級)であっても、(面倒を見てもらえる)コネの一つぐらいは持っている」というのが、定説のように通じる。実際に金大中(キム・デジュン、DJ)政権の働きかけが残っていた今年3月まで、交番の署長14人のうち8人、課長11人のうち7人が全羅道地域出身だった。
▲絶えない不正事件〓先月末には同警察署のハン刑事(36)が、証券ブローカーだった金氏(32)を拉致した後、家族たちに35億ウォンを要求した事件が世間に知られ、物議をかもした。
また、去年9月にも、3ヵ月前に辞表を出したコ刑事(35)が、ある証券会社支店の金課長(33)を拉致した後、2億5000万ウォン余りを要求した事件があった。
江南警察署職員たちへの懲戒件数は、01年は20人(7.5%)、02年は26人(13.8%)で、ソウル地域警察署の平均8.3人(3.1%)、5.8人(3.1%)より、2〜4倍程度高かった。
▲尻すぼみに終わった人事〓最近になって警察内部で各種不正事件が絶えないことから、ソウル庁は14日、ソウル市内に31ある警察署の警監以下の1900人余りに対する大規模な人事計画を発表した。
しかし、江南警察署の場合、李根杓(イ・グンピョ)ソウル庁長は全体(715人)の21.1%(151人)だけが入れ替るのに止まったと述べた。これは警察庁の崔圻文(チェ・ギムン)庁長が江南警察署の大幅人事を求めたのに比べれば、人事が尻すぼみに終わったわけだ。
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