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ウィンブルドン女子準決勝、「米国対ベルギー」対戦に

ウィンブルドン女子準決勝、「米国対ベルギー」対戦に

Posted July. 02, 2003 21:57,   

「米国対ベルギー」。

ウィリアムズ姉妹とベルギーの双頭馬車が並んで「ベスト4」進出を決めた。

シーズン3番目のメジャーテニス大会、ウィンブルドン選手権女子シングルスの覇権が、セリーナ・ウィリアムズ(米国)対ジュスティーヌ・エナン(ベルギー)、ビーナス・ウィリアムズ(米国)対キム・クライシュテルス(ベルギー)の4強の対決になった。

準決勝に勝ち進んだこれら4人は世界ランキング1〜4位の選手たちで、優勝に向けた真剣勝負はこれからだ。準決勝の結果次第で、決勝戦が「姉妹同士の対決」または「ベルギー勢同士の戦い」になる可能性もある。

2日、英国ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われたウィンブルドン女子シングルス。イギリスロンドン隣近の今年イングランドクラブで開かれたウィンブルドン女子シングルスの8強戦。トップシードで昨年同大会チャンピオンのセリーナは、第8シードのジェニファー・カプリアティ(米国)に2—1(2—6、6—2、6—3)で逆転勝ちした。

セリーナは、先月フランスオープンで生涯初のメジャー大会優勝の喜びを味わった第3シードのエナンと、3日決勝進出をかけて戦う。エナンは、ロシアのスベトラーナ・クズネツォワを迎え2—0(6—2、6—2)で簡単にストレート勝ちした。

セリーナは、フランスオープン準決勝でエナンに敗れ、メジャー5大会連続優勝の夢が打ち砕かれて涙までこぼした痛い記憶がある。エナンとの雪辱戦に備えて、これまで揺れていたサーブの補強にのみ尽力してきた彼女は、「パリで起きたことはパリに全部置いてきた。もっぱら決勝進出だけを考えている」と勝利を誓った。

セリーナの実姉で、第4シードのビーナスは第5シードのリンゼイ・ダベンポート(米国)を2—1(6—2、2—6、6—1)で制した。フランスオープン準優勝のクライシュテルスは、イタリアのシルビア・ファリナ・エリアに2—1(5—7、6—0、6—1)で逆転勝ちし、初の準決勝進出を果たした。



金鍾錫 kjs0123@donga.com