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チョン・ミジョン、国内プロゴルフ史上最少打記録

チョン・ミジョン、国内プロゴルフ史上最少打記録

Posted June. 26, 2003 22:05,   

チョン・ミジョン(21、テーラーメード)が韓国女子プロゴルフの18ホール最少打記録を塗り替えた。

26日、京畿道龍仁市(キョンギド・ヨンインシ)のレークサイドCC西コース(パー72)で行われた韓国女子プロゴルフシーズン5番目の大会、パラダイス女子インビテーショナル大会(賞金総額2億5000万ウォン)の第2ラウンド。

プロ2年目のチョン・ミジョンは、ボギー無しの1イーグルと9バーディーで回り、この日一日で11打を減らして中間合計15アンダーをマーク、前日の9位タイから一気に単独首位に躍り出た。

この日チョン・ミジョンが記録した11アンダー61打は、昨年9月にカン・スヨン(アストラ)が同じコースで行われたLGレディーカードオープンの第1ラウンドで樹立した、国内女子プロゴルフ最少打記録と、コースレコードの10アンダーを全て更新したもの。これは韓国の男子プロゴルフでもまだ出ていないスコアーで、これまでの最少打記録はチェ・サンホ(パジェロ)、チェ・グァンス(KTRD)、朴ドギュ(テーラーメード)の62打だった。米国LPGAツアーの18ホール最少打は、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)の59打。

チョン・ミジョンは、今シーズン前半の4大会で、いずれも「トップ10入り」に失敗し、「2年目のジンクス」という声もささやかれたが、この日は驚くべき集中力を見せ、シーズン初勝利に後一歩のところまで近づいた。

15番ホール(パー5)では、残り200mから4番ウッドで打ったセカンドショットをホールカップの手前1mまで近づけ、イーグルを記録したチョン・ミジョンは、17番ホール(パー3)のバーディーに続き、18番ホール(パー4)で5mのバーディーパットを成功させ、大記録に終止符を打った。

ルーキーだった昨年、第24回KLPGA女子オープンで、プロとしての初優勝を果たしたチョン・ミジョンは175cm、73kgの強靭な体格からたたき出される長打を得意としている。小学校のころ、ローラースケート選手として活躍していたが、大田(テジョン)西中学2年の時腰を痛め、中学3年の時からゴルフをはじめた。

一方、昨年2部ツアーで3勝を果たし、今年プロデビューした新人のアン・シヒョン(19、エロード)はこの日9打を減らし、中間合計12アンダーで、14位タイから単独2位まで急上昇した。第1ラウンドで単独首位をマークしていた女子高生プロのぺ・キョンウン(18、CJ)は、中間合計10アンダーで単独3位となった。



金鍾錫 kjs0123@donga.com