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高校野球の天下統一、主役は僕ら 黄金獅子旗大会

高校野球の天下統一、主役は僕ら 黄金獅子旗大会

Posted June. 25, 2003 22:08,   

明日から高校野球の黄金獅子旗大会が開幕する。

午後1時に行われる開会式では、昨年度の優勝チームである天安北一(チョナンブギル)高校が優勝旗を返上したあと、キャプテンのジ・ジュンヒ選手が選手たちを代表してフェア・プレーを誓う予定だ。次いで城南(ソンナム)高校の崔(チェ)チャンソプ校長の始球式と、九里(クリ)の仁昌(インチャン)高校の李ジュンヨン校長の始打式により、大会は幕を開ける。

去年は、光州一(クァンジュイル)高校と天安北一高校の両チームが全国高校野球大会の王座を独占したが、今年の高校野球は「春秋戦国時代」。大統領杯大会では大邱(テグ)高校と慶州(キョンジュ)高校が、青龍旗大会では光州の東成(トンソン)高校と順天(スンチョン)のヒョチョン高校が決勝戦進出を果たして、絶対強者の不在を証明した。

今大会についても、なまじ予測は禁物だ。一応、青龍旗大会の優勝主役で、新人ドラフトで起亜(キア)から1位指名されている大物打者、金(キム)ジュヒョンが率いる光州の東成高と、左腕の崔サンソクがマウンドを守る慶州高、それから去年の優勝チームである天安北一高が優勝候補として取りあげられる。しかし、最近10年間黄金獅子旗大会で、地方高校チームを抑えて7回も優勝するほど最高の気勢を見せているソウルチームの孟活躍を勘案すると、黄金獅子旗最多優勝チーム(7回)に輝く信一(シンイル)高校とソウルのプライド、徽文(フィムン)高校も優勝候補として目を引く。

釜山(プサン)高、慶州高、城南高、仁昌高、善隣(ソンリン)インターネット高が所属されているB組は「死の組」と呼ばれる。慶州高と、青龍旗ベスト4入りを果たした釜山高の対決は1回戦最高のビッグ・ゲームとして焦眉の関心事となっている。

一方、23日から始まった梅雨は、黄金獅子旗大会日程(6月26日〜7月4日)と重なっている。そのため、各チームは雨天順延と豪雨コールドゲームにも備えなければならない。試合途中に豪雨が降りしきる場合、主審は30分間経過を見守ってからどうしても試合の続行が無理だと判断されると、5回以前ならノーゲームによる再試合を宣言し、5回以後なら豪雨コールドゲームを宣言して試合を終わらせる。しかし、人造芝生が敷かれている東大門(トンデムン)競技場は排水スピードが速くて雨さえ止めば試合の続行が可能なため、主催側はなるべく日程通り試合を進行させる方針だ。



金相洙 ssoo@donga.com