「コートのちゃっかり者」チョ・ユンジョン(三星証券)選手が、「夢の舞台」といわれる最高権威のウィンブルドンテニス大会で2回戦に進出した。
25日、英国のロンドン近郊にあるウィンブルドンで行われた女子シングルスの1回戦。韓国選手の中では、男女合わせて歴代最高の世界ランキング46位にランクされたチョ・ユンジョンは、世界ランキング117位のクリスティナ・トレンス・ヴァレロ(スペイン)を、フルセットの接戦のすえ、セットスコア2対1(7—5、1—6、9—7)で下した。
昨年、USオープンと今年の豪州オープンで2回戦に出場したチョ・ユンジョンのウィンブルドン出場は、今回が初めて。
1877年にアマチュア大会としてスタートしたこの大会は、長い歴史同様、白いユニフォームにこだわる一方、礼儀を重んじる伝統ある舞台だ。
幼いころから、緑のコートで繰り広げられるウィンブルドン大会への出場を夢見てきたチョ・ユンジョンは、韓国の女子選手として2回戦の舞台を踏むのが95年と96年のパク・ソンヒに次いで2人目となる。これで、世界ランキングも40位前半に上がる見通しだ。
チョ・ユンジョンは2回戦で、世界ランキング34位でマルティナ・ナブラチロワ(米国)のダブルスパートナーとして知られる、スベトラナ・クズネチョワ(ロシア)と対戦する。クズネチョワとは、昨年の豪州オープン1回戦で対戦し、セットスコア1—2(3—6、6—2、4—6)で敗れたことがあり、雪辱を図っている。世界ジュニアランキング1位の履歴を持つクズネチョワは、強力なグラウンドストロークを得意技としているが、芝生のコートでの経験が少ないことから、当たってみるだけのことはある相手。
三星証券のキム・イルスンコーチは「ファーストサーブの成功率を引き上げ、攻撃中心のプレーをすれば、勝ち目はある」と予想した。
日ごろ、スタミナ不足で最後の粘りが弱いという弱点を指摘されたチョ・ユンジョンはこの日、粘り強い根性を発揮して勝利を勝ち取った。第1セットを4—5でリードされた状況で、続く3ゲームを連続して勝ち、機先を制したチョ・ユンジョンは、第2セットをあっけなく1—6で落してしまい、勝負は再び原点に戻った。いつもの彼女なら、そのまま崩れてもおかしくない状況だったが、チョ・ユンジョンは第3セットに入り、ゲームスコア5—6でマッチポイントまで追い込まれながらも驚くべき集中力を見せ、第16ゲームまで粘った末、勝利をものにした。
男子シングルスでは、最高齢で世界ランキング1位の、アンドレ・アガシ(33、米国)が2回戦進出を決めた。
金鍾錫 kjs0123@donga.com






