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[社説]北は、韓米首脳のメッセージを読み取るべきだ

[社説]北は、韓米首脳のメッセージを読み取るべきだ

Posted May. 16, 2003 22:30,   

盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が昨日の記者懇話会で、「北朝鮮の言う通りにばかりはできない」と言ったことは、至極当然である。それが異例の発言と考えられること自体が、これまでの政府の対北政策の誤りを物語っている。盧大統領は、米PBSテレビとのインタビューでも、「米国の攻撃可能性に対する北朝鮮の指導者たちの恐怖心は、北朝鮮の核問題の平和的解決に肯定的に作用するだろう」と述べ、韓米首脳会談で合意した核不容の意志を再確認した。北朝鮮に振り回される印象が濃かった対北政策の変化を予告する発言である。

今回の首脳会談は、北朝鮮が核開発計画を放棄する時まで、韓米両国が確固な共同歩調を維持することを確認した。北朝鮮の核の脅威が増大する場合、「追加措置」を検討するという共同声明は、北朝鮮の核の除去に対する韓米首脳の意志を明確に盛り込んでいる。昨日、潘基文(バン・ギムン)大統領外交補佐官が「核問題の展開過程を見守りながら、南北交流の規模と時期を柔軟に調整する」としたことも、政府の対北政策の変化を予告する信号として肯定的である。

北朝鮮は、このメッセージを深刻に受け止めなければならない。北朝鮮は盧大統領の訪米期間中にも、南北非核化宣言の無効を言及し、危機の責任を米国に転嫁した。今回の首脳会談の結果を北朝鮮が過小評価するようで残念でならない。民族協力を掲げて、韓米を引き離そうとする北朝鮮の底意がもはや効力を持ち得ないことは、北朝鮮にとって深刻な状況変化である。

北朝鮮は、検証可能な方法で核を放棄することが唯一の代案であり、最善の選択であることを知るべきである。韓国と米国がさらに堅固な協力の基盤づくりをしたにもかかわらず、北朝鮮がこれに対抗する姿勢に固執するならば、直面する経済難や体制不安を深めるだけである。反対に北朝鮮が核を放棄するならば、外部世界の大規模な支援を受ける道は、まだ開かれている。北朝鮮は、韓米首脳会談が与えるメッセージを重く受け止めなければならない。