盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の「4大雑草政治家清算論」で、政界が動揺している。
盧大統領が8日、ネチズン500万人に送った電子メールで、△誤った集団利己主義に陥っていて△改革の足手まといになり△地域感情をあおって△安保を政略的に利用する一部の政治家を「雑草政治家」とし、彼らを「改革対象」に取り上げたのが問題となった。
与党民主党内の反応も大きく交錯した。新主流側は、政治改革に対する原論的言及だとして影響の拡大を警戒したが、旧主流側は人的清算を通した改革新党の当為性を力説したのではないかなどの見方を示した。
新党推進派の一人、辛基南(シン・ギナム)議員は、「新党を念頭においた発言というよりは、一部の既得勢力に向けて改革への参加を促した発言あ」と評価したが、党内では、来年の総選挙で、政界の大幅な入れ替えを必要とする盧大統領の本音が現れたという観測が優勢だ。
党周辺では、昨年の大統領選挙で支持率が落ちた時、盧候補に揺さぶりをかけた候補一本化推進協議会の所属議員などの勢力と、来年の総選挙を狙って「全羅道(チョルラド)疎外論」と慶尚道(キョンサンド)地域主義をあおっている政治家が改革の対象として挙げられている。また、イデオロギー攻勢で新政権の対北朝鮮路線を非難したり、各種の不正疑惑にかかわった議員も含まれるだろう、との観測も出ている。
党内の旧主流派と中道派議員らが、敏感な反応を見せるのもこのような雰囲気と無関係ではなさそうだ。元一本化協議会所属のある議員は、「一般国民が話す言葉と政治指導者の言葉は異なるべきだ」として、盧大統領の発言を真っ向から批判した。
野党ハンナラ党は、盧大統領の発言を独善に満ちた「政界の組分け」だと批判し、発言の神経を尖らせている。来年の総選挙で盧大統領の私組織と、一部の市民団体を動員して「落選運動」を繰広げようとする与党の地ならし作業でないかという判断からだ。
同党の朴鍾煕(パク・ジョンヒ)スポークスマンは同日のブリーフィングで、「大統領自ら、薬草や雑草、毒草のうち、どこに属しているか、問い直す必要がある」とし、「国と国民はなおざりにして、放送の掌握と批判的なマスコミのバッシングにだけ没頭している大統領、経済には関心もなく、ひたすら新党と政界再編にあくせくする大統領、北朝鮮が核を開発しようがどうなろうが、関係ないという態度でいる大統領こそ、『雑草大統領』でないか」と批判した。
一方、大統領府は「雑草」という表現が、特定の政治家を狙った発言ではないと釈明した。尹太瀛(ユン・テヨン)報道官は、「政治改革の必要性を強調した一般論を話しただけで、盧大統領は過去に講演などでも数回『雑草』という表現を使ったことがある」としながら、「野党で提起する落選運動や新党結成の背後論などとは関係ない」と明らかにした。
このメールの草案は、昨年大統領選挙時、「盧武鉉の涙」広告を制作した元コピーライターでメディア広報秘書官に新しく任命された宋治復(ソン・チボック)氏が作成したとされる。
金正勳 鄭然旭 jnghn@donga.com jyw11@donga.com






