ソウル地検金融調査部(李仁圭部長検事)は18日、李南基(イ・ナムギ)前公正取引委員長が昨年SKグループを相手に某寺院に10億ウォンを寄付するよう強要した疑い(第3者賄賂収受)を確認し、李前委員長に対して拘束令状を請求した。
検察によると、李前委員長は昨年7月に公取委がSKテレコムのKT株買い入れが公正競争制限にあたるかどうかを調査する当時、金昌根(キム・チャングン)SKグループの構造調整本部長を公取委員長室に呼んで、同寺院に寄付するよう圧力を行使した疑いがかけられている。
李前委員長はまた、昨年8月、第3者を通じてSKグループ側に寄付を催促し、その直後、金本部長の指示を受けたSKテレコムが9月11日に10億ウォンの小切手1枚を同寺院の信者の口座に入金したと、検察は明らかにした。
検察関係者は、「SKグループの立場では、李前委員長の要求を拒否することができない状況だったため、李前委員長の行為は強要もしくは恐喝と見なされる側面がある」と述べた。李前委員長は、昨春にもSKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長に同寺院への寄付を勧め、断られた経緯があるという。
検察によると、李前委員長は昨年7月12日に金本部長に寄付の約束を取り付け、その直後SKテレコムは保有しているKT株の一部を売却してKT株の持ち株率を10%以下に抑えたが、その後の7月末に李前委員長は「持ち株率が10%以下の企業は、調査対象にならない」と発表した。
検察はSKテレコムが公取委の調査対象から排除されたのに、寺院への寄付金の約束が影響を及ぼした可能性があると見ている。
検察の関係者は、「寺院に寄付された10億ウォンの一部は寺院の工事に使われ、残りは寺院に残っており、この寄付金の使用内訳のうち疑わしい部分はなかった」と明らかにした。
また、李前委員長が昨年5〜8月にSKグループから2度にわたって2万ドルを受け取ったという疑惑と関連して、「関係者がカネの送金事実を否定しているので、補足捜査を行う」と述べた。
李明鍵 gun43@donga.com






