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鄭義宣会長「ロボティクスとフィジカルAIは現代自グループ進化の核心」

鄭義宣会長「ロボティクスとフィジカルAIは現代自グループ進化の核心」

Posted April. 14, 2026 08:57,   

Updated April. 14, 2026 08:57


現代(ヒョンデ)自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)会長は、ロボティクスやフィジカル人工知能(AI)、水素を軸にグループ成長をけん引する考えを示した。米国市場の重要性にも言及し、2028年までに260億ドルを投資する計画を改めて強調した。

鄭氏は12日(現地時間)、米オンラインメディアのセマフォーとのインタビューで、「ロボティクスとフィジカルAIはモビリティを超える現代自動車グループ進化の核心要素だ」とし、「人間と協働するロボットを通じてこのビジョンを実現したい」と述べた。特に、2028年までにボストン・ダイナミクスのヒューマノイドロボット「アトラス」を生産工程に投入する方針を強調。「2030年までに年間最大3万台のアトラスユニットを生産し、ロボティクスとAIが最高水準の品質実現に重要な役割を果たす」と語った。

また、米国への投資拡大も表明した。鄭氏は「現代自動車グループにとって米国は長期的な回復力と持続可能な成長の中核基盤だ」とし、「2028年までに総額260億ドル(約38兆ウォン)を投資し、長期成長基盤を強化する」と述べた。

現代自動車グループは40年以上前に米国に進出して以降、これまでに205億ドル(約30兆5000億ウォン)を投資してきた。最近では米ジョージア州にHMGMA(現代自動車グループ・メタプラント・アメリカ)と呼ばれる次世代スマート工場を建設した。

同グループはまた、将来のクリーンエネルギー需要への対応策として「水素バリューチェーン」の強化にも取り組んでいる。鄭氏は「AIインフラやデータセンターの拡大でエネルギー需要が急増する中、水素は重要な代替手段となり得る」とし、「水素は電気自動車と競合するのではなく補完的な技術であり、顧客に多様な選択肢を提供することがエネルギー転換時代の競争力だ」と述べた。

最後に、地政学的な不確実性に対応するため、「グローバル拡張」と「現地化」を同時に推進する考えも示した。「顧客や規制、供給網が地域ごとに分断されつつある。グローバルな拡張と現地化された機動性を組み合わせ、競争優位を築く」と語った。


ピョン・ジョングク記者 bjk@donga.com