
「AGAIN 2003」
「バスケットボールの天才」許載(ホ・ジェ、38、TGエクサス)が来年もコートに立つ。
当初、今シーズンを最後に引退の意思を明らかにした許載は、14日、本紙とのインタビューで「引き続きプレーしたい。私にとって選手ほど気楽な職はない。ただ、私の進退は自分一人で決める問題ではない。球団側の意見に従うつもりだ」と、本心を打ち明けた。
これに対し、許載の精神的な大黒柱と呼ばれるTGのチェ・ヒョンギル副団長は、「最高の座に立った時に格好よく引退すべきだという話もあるが、チーム内での許載の地位を考えると、来年のシーズンでもプレースべきだというのが球団の立場だ」と述べた。チェ副団長はまた「許載がたった1分プレーするだけでも、後輩たちには大きな力となる。今シーズンの優勝でそのような事実が明白に立証された」とし、引退計画を白紙に戻す考えを明らかにした。
許載と兄弟のような関係にあるTGの全(チョン)チャンジン監督もまた「監督の立場からしても、許載にもう1シーズンプレーしてほしい」と述べた。
実のところ、許載は、今シーズンのプレーオフ期間中に引退を宣言する予定だった。40歳が迫ってきた上、体力の衰えに苦しんでおり、来年にはガードのシン・ギソンの兵役義務が終わり、チームに復帰するためだ。
しかし、ポストシーズンに見せた激しい闘魂でチームを初めてのトップに導き、「許載」の存在感が改めてクローズアップされた。とくに、許載は、肋骨の負傷でチャンピオン決定戦第6戦には出場できなかったが、ベンチで見守っているだけでも、後輩たちに大きな力と勇気を与えた。
プライドの高い許載は普段「私の力でチームを優勝させられなくなった時、迷わずユニフォームを脱ぐ」と語ってきた。しかし、この頃は「私が出場するかどうかにかかわらず、いつも後輩と一緒にいるような気がする。後輩たちと苦楽を共にすること、それ自体が楽しい」と、コートへの愛着をみせた。主力選手ではないシックスマンとして、いくらでも選手生活を続けられるというのである。
来年は、許載がバスケットボールを始めて30年目となる。1974年ドンブク小学校3年の時に選手生活を始めてから30年という長い歳月が経つ間、不動の最高の座を守ってきた許載。
バスケットボール人生30年目となる記念すべき年の名誉ある引退。許載がもう1年コートに残ることにした理由だ。
金鍾錫 kjs0123@donga.com






