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来年度の国家予算 119兆ウォン規模で編成

来年度の国家予算 119兆ウォン規模で編成

Posted March. 25, 2003 22:10,   

来年度の国家予算が、一般会計を基準に今年度より6〜7%増加した118兆〜110兆ウォン規模になる見通しだ。

政府は25日午前、閣議を開き、来年度の一般会計の予算規模を今年(111兆5000億ウォン)より6〜7%増やす内容を柱とする「04年度予算案編成指針」を確定した。今回の指針は、来年の韓国経済が5%台の成長率を果たし、国税による収入が今年より6兆〜7兆ウォン程度増えることを前提にまとめたものだ。

来年度予算の配分では、△北東アジアの中心国としての国家建設△女性による社会参加の活性化と高齢化社会への対応△地方大学中心の研究開発投資の拡大△新しい成長動力の発掘△国民賃貸住宅建設の拡大、などに重点を置くことにした。

また、企画予算処が各省庁から来年度の予算要求書を受け付ける際、05〜06年の事業別予算計画案も提出してもらい、3年間の中期税制計画を立てることにした。同日の閣議では「04年基金運用計画案作成指針」もあわせて審議し確定した。とくに、来年の基金編成指針には一部の政府基金と一般予算の壁を取り払い、一部の資金で余裕が生じる場合、同じ性格の異なる基金や予算事業に回すことができるようにした。

これを受け、来年から国民体育振興基金の財源である競輪や競艇などの収益金は文芸振興基金として、観光振興基金である海外旅行者の納付金は国際交流基金として、科学振興基金は科学技術部の予算としてそれぞれ支援できるようになった。



金光賢 kkh@donga.com