朴智元(パク・チウォン)大統領秘書室長が、あるベンチャー企業から企業買収に働きかけをする条件で、数千万ウォンを受け取ったという疑いで、検察から取り調べを受けていたことが9日明らかになった。
水原(スウォン)地検特殊部(部長検事郭尚道)は9日、「朴室長がベンチャー企業のヒューマン・イノテック社の代表である李ソンヨン(40・拘束)容疑者から、4千万ウォンを受け取ったという疑いで捕えられた。大統領選挙直後の去年の末にソウルのあるホテルで取り調べをしたが、その時に疑いがないと判明された」と述べた。
検察は、「安養(アンヤン)のテヤン相互信用金庫のオーナーである金榮俊(キム・ヨンジュン、43、拘束)容疑者の不法貸し出し事件に、李容疑者が関わった事実を確認して捜査している途中、李容疑者から『98年1月頃、企業買収に働きかけを求めながら、当時次期大統領のスポークスマンだった朴室長に4千万ウォンを渡した』という陳述を得て、真相究明に出た」と説明した。
しかし、検察は「朴室長が、『親戚の葬式の喪主の家で、李氏がお香典と言いながら1千万ウォンを持ってきたことはあるが、受け取らなかった。4千万ウォンを受け取ったことはない』と解明した」と付け加えた。
検察は、「李容疑者が引き続き贈賄を主張する場合、李容疑者と朴室長との対質尋問を行う予定だったが、後で李容疑者が話を覆したため捜査を取り止め、処理した」と述べた。
李容疑者は98年に、運営していた会社「ピーエンテック」の銀行からの貸し出し金と会社公金など合わせて1032億ウォンを横領した疑いで拘束起訴されたが、00年4月に心臓病悪化を理由に刑の執行が停止し釈放された後、去年の6月、刑執行停止取り消しで再び収監された。
企業買収合併の専門家として知られた李容疑者は、釈放されていた期間にユニシエンティー社の株価操作と、50億ウォン台の仮装納入、さらに80億ウォン台のハイパー情報通信の資金横領などの犯行を犯したことが明らかになり、去年の末、追加起訴された。
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