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シンクウェア社の金チンボム社長 ナビゲーションで世界市場に挑む

シンクウェア社の金チンボム社長 ナビゲーションで世界市場に挑む

Posted January. 28, 2003 22:41,   

シンクウェア(Thinkware)社の金チンボム社長(40)は重要な取引関係者と会うと、自分の車を利用する機会を作る。カーナビシステムが備え付けられている自分の車こそ、会社の技術力や製品の優秀さを説明するのに最適の場所だという考えからである。

実際に金社長の車に同乗した人なら誰でもびっくりする。カーナビシステムの携帯情報端末(PDA)画面に位置表示をする機能が、精巧かつ便利なためである。

スピードの出し過ぎを取り締まるカメラの表示、交通状況の確認、生活便宜情報など、様々な機能を見せると、実現しそうもなかった取引も簡単に実現する。

「目的地の選択といった入力作業を音声でも処理できる製品も、もうすぐ出ます。画面に実物とそっくりの交通表示板が出ると、道を探すことがより簡単になるでしょうね」。

金社長の頭の中は、次世代製品の開発に関するアイデアでいっぱいだが、ほとんどは現実的な制限のため、実行に移せていない。大衆的なカーナビ端末であるPDAの機能がそれについていけないためである。金社長は、「専用PDAを使用した新製品『アイナビ・エイス』はこうした制限を一部解決した製品だ」と説明した。

シンクウェア社が作ったPDAナビゲーションシステム「アイナビ」は現在、PDAナビゲーション市場で8割以上のシェアをたもっている。ソウル大学電機工学科出身の金社長が1997年、大宇(デウ)通信研究所を出てから、創業して作った全地球測位システム(GPS)ベースの交通情報ソフトを母胎として、「アイナビ」は誕生した。

インターネットマップや地域情報サービスのマップトピア(www.maptopia.com)、携帯電話用電子マップサービスもシンクウェアの主要事業だ。同社のテレマティックスソフトはファインデジタルの「タンゴ」、ネステクの「カーマンアイ」、SKテレコムの「友達探し」や「交通情報サービス」などにも使用されている。

去年はギリシアのオートヘラスに韓国メーカーとしては初めて、テレマティックスソフトを輸出し、世界市場に技術力を示した。

金社長は「位置基盤の有・無線ナビゲーション市場は今までとは比較にならないほど、速いスピードで拡大する。技術の開発に力を注ぎ、世界市場がびっくりするような製品の開発を続ける」と抱負を語った。



金泰韓 freewill@donga.com