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安い年俸、体育館なしでもベスト6入り、コリアテンダー

安い年俸、体育館なしでもベスト6入り、コリアテンダー

Posted December. 10, 2002 22:13,   

▲「ぼくを監督と思うな」

李監督がコリアテンダーと縁を結んだのは、昨年、2001年6月1日。1986年に実業チームの三星電子に入団した当時、主将だったチン・ヒョジュン前監督がコーチとして迎え入れた。

李監督は指導者になる前は、三星電子のセールスマンとプロバスケットボール三星サンダースのフロントを勤めたユニークな経歴を持っている。成均館(ソンキュングァン)大学出身としては、朴クァンホ元国民銀行女子チーム監督に続いて2番目に実業チーム(三星電子)に入団するほど、バスケットボールの実力はよかったが、尚武(サンム)時代に軟骨を痛め、バスケットボールをやめた。

李監督は決して選手たちに権威を振るわない。指導者としてはこれといった経歴もないため、チーム戦術の大部分が前監督のものであることをあえて隠さない。

彼の長所は選手たちの隠れた素質を生かす繊細さと自主的な練習。練習前に選手たちが監督に「コンディションがよくないから練習から外してほしい」と要求したり、練習に支障をきたさないという前提がつくものの、選手たちに酒とたばこを許すのは、ほかのチームからは見られない点だ。

▲高く売れるよう努力しよう

李監督は月給を受け取る。ほかの企業が引き受けるときに負担にならないように、という球団の配慮からだ。高額年俸者が多いのがプロバスケットボールの世界だが、コリアテンダーの選手のなかで億ウォン台の年俸をもらう選手は一人もいない。引き受ける企業が現れず球団が解体されてしまうと、ほかの球団に移籍するくらいの実力のある選手は少ない。

またコリアテンダーは10球団のうち、唯一専用体育館がなく、毎日練習場所に悩まされる。エリックとアンドレがシーズンを控えて入国した後、「我がチームは絶対ベスト6には入れない」と断言したほどだ。

しかし、億ウォン台の年俸と専用体育館がなくてもコリアテンダーはやった。瀬戸際に立たされた指導者と選手たちの闘魂は恐ろしいものだった。シーズン開幕前の練習試合で10勝2敗を果したときも人々はただ「コップの中の台風だ」といって誰も注目しなかった。しかし今や誰も「真の台風」であることを否認しない。

▲「ハングリー精神ではなくて実力です」

年俸9500万ウォンのチョン・ナクヨンが、年俸2億2000万ウォンの金ヨンマン(SKナイツ)を無得点に押さえ、年俸8800万ウォンのファン・ジンウォンが、試合あたり20点を上げる。ほかの選手たちにも自信がつく。

秘訣は骨を削るほどの練習。他の体育館を借りて人の顔色をうかがいながらした練習だったが、選手たちは自分なりに充実に練習した。体育館を借りられなかった日は、宿所近くの山を走って体力をつけた。李監督も「自分の体でする運動に『例外』はない。練習した分だけ結果は出るもの」だと述べた。これはハングリー精神による結果ではない。今や選手たちはこのようなすばらしい実績は自分の実力によるものだと信じている。



金尙浩 hyangsan@donga.com