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ヒトとマウス、遺伝子の80%を共有 ゲノム解析結果

ヒトとマウス、遺伝子の80%を共有 ゲノム解析結果

Posted December. 05, 2002 22:11,   

マウスとヒトが遺伝子の80%を共有しているという、ゲノム(全遺伝情報)解析の結果が出た。

ヒトゲノム解析の英サンガー・センターと米ホワイトヘッド研究所など6カ国からなる共同研究チームは、マウスゲノムの塩基配列95%を解析したゲノム地図の草案を5日付けの英科学誌「ネーチャー」に掲載した。

それによると、マウスも人間のように約3万にのぼる遺伝子を持っており、その80%がヒトと同じだった。

また、ヒトとマウスの遺伝子のなかで99%が互いに対応する、似ている遺伝子で、わずか300だけがマウスにのみ存在する独特の遺伝子だった。

サンガーセンターのジェイン・ロージャス氏は「はなはだしきは、ヒトにはマウスのように尻尾を作る遺伝子もある」とし、ただしヒトの場合、尻尾の遺伝子が発現されないだけだと話した。

今回の研究で、ヒトとマウスは疾病関連の遺伝子を90%も共有しているとの事実も分かった。

ヒトの遺伝子1200個も追加で発見された。

ロンドン・インペリアルカレッジのロバート・ウィンストン教授は「マウスの遺伝子を研究することによって、医学も途方もない進歩を期待できるようになった」と話した。

ヒトとマウスは、共通の哺乳類の先祖から、恐竜が滅亡する直前の7500万年前から、互いに異なった進化の道を歩んできた。マウスは20組の染色体に約25億の塩基組を持っているのに対し、ヒトは23組の染色体に約29億の塩基組で遺伝情報が記録されている。



dongho@donga.com