李天秀(イ・チョンス、21、蔚山現代)は晴れ、金南一(キム・ナムイル、25、全南ドラゴンズ)は曇り。
「ワールドカップスター」の運命が明暗を分けている。2002韓日ワールドカップ(W杯)ベスト4入りの神話を達成した代表選手のうち、「皇太子」と呼ばれる3人は李天秀と金南一、宋鍾国(ソン・ジョングク、23、オランダ・フェイエノールト)。
このうち宋鍾国はすでに8月にオランダに進出して、名門クラブのフェイエノールトで主戦の位置を固めている。李天秀と金南一もその後を次いで欧州への進出を進めている。しかし、現在2人の状況は対照的だ。
李天秀は、PSVアイントホーフェンのヒディンク監督から公式に入団を提案され、オランダ進出を目前にしている。李はエージェント社のスカイコムを通じて所属球団の蔚山とPSVへの移籍について協議する予定だ。李は2002W杯では後半に出場し、攻撃に活力を与える「ジョーカー」の役割をした。今年のKリーグでも18試合で7ゴール、9アシストを記録して「新人王」とアシスト王となった。
蔚山球団は、李の移籍条件として年俸60万ドル(約7億2000万ウォン)、契約金250万ドル(約30億ウォン)以上を提示する予定。蔚山球団のシン・フンギョン事務局長は「PSVが李天秀のエージェント社に公式に入団を提案してきたとは聞いているが、球団はまだ公式レターを受け取っていない。しかし、李をいい条件で欧州の舞台に進出させる方針であるだけに、まもなく具体的な交渉をする予定だ」と述べた。
2002W杯で、世界的なスター選手たちの足を縛る強力な守備と自身のあるプレーで、特に10代のアイドルにもなった金南一は、W杯後も、宋鍾国と李天秀よりはるかに高い人気を集めた。にもかかわらず彼には、まだ欧州などへの入団の話が入ってこない。
負傷によって、Kリーグであまり活躍できなかったことも彼には不運に働いた。15試合に出場して2アシストしか上げられなかった。このうえ先月、ブラジルとの国家代表チーム親善試合の出場以来、インフルエンザにかかってプレーできなかったことが「CM撮影などのもうかることにだけ関心がある」と誤解され、噂の主人公にもなった。
ヒディンク監督は、今年の9月までは金を優先的な迎え入れの対象とみていた。しかし、PSVには金のポジションの守備的MFの競争者が多いのが負担となっている。W杯後3回目の韓国訪問を終えて5日オランダに戻ったヒディンク監督は李天秀、朴智星(パク・チソン、京都パープルサンガ)をPSVに迎え入れる可能性は明らかにしたが、金南一については一言も言わなかった。
全南ドラゴンズの朴ガンフン事務局長は「金南一のPSV進出が失敗すれば、スペインやイタリアチームに進出させる予定だ。金南一の大リーグへの進出はFA杯サッカー大会が終わり次第、具体的になる」と話した。
stt77@donga.com






