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国内で充填の金善宇、「チームで存在感ある選手になりたい」

国内で充填の金善宇、「チームで存在感ある選手になりたい」

Posted November. 28, 2002 23:18,   

金善宇(キム・ソンウ)が帰国したのは先月1日。彼は帰国するなり2週間、家で寝こんだと言う。

「シーズン中盤から、ひじがとても痛かったんです。でも今年の7月、ボストンレッドソックスからモントリオールに移籍した後、何か見せなければならないと思っていました。チャンスはいつでも来ないと思います。来年のシーズンのためには監督に認知してもらわなければならないじゃないですか。シーズン終盤の選抜に登板しながら、歯を食いしばって投げたんです。精神力で堪えたんです」。

金善宇はモントリオールに移籍した後、4試合で20と3分の1イニングで、2点しか与えず、1勝平均自責0.89の輝かしい好投を披露した。

98年、高麗(コリョ)大2年を中退して米プロ野球に進出した後、3年間、マイナーリーグであらゆる悲しみを経験して「涙で濡れたパン」を食べた金ソンウは、来季シーズンから「フルタイムメジャーリーガー」として跳躍することができる絶好のチャンスをつかんだ。

「米プロ野球には目に見えない『差別』があります。他の国から来たので、経験しなければならない『イニシエーション』となるわけです」。

金善宇といえば有名なエピソードが、日本人投手の大家友和(26)との一戦だ。

ボストン時代に金善宇は大家と2度、喧嘩したことがある。「大家が最初に僕を刺激しました。人間的な屈辱感に堪えることができなくて、2度喧嘩したんです。1回は野球場で、もう1回はホテルででした。ところがモントリオールにトレードされて、『同じ巣』でプレーすることになるなんて、こんな『腐れ縁』が2度もあるでしょうか。今はお互いに気を使わず、過ごしています。自分のすべきことさえすれば、お互いに干渉することはないじゃないですか」。

金善宇は韓国に帰国後、2ヵ月間ほとんどを運動と釣りで時間を過ごした。米国で趣味で始めた釣りは彼のさびしさを癒す唯一の「道楽」になってしまった。近頃も友人と共に漢江(ハンガン)に行って、釣りをするのが大きな楽しみだと言う。

彼に一つ質問を投げかけた。「メジャーリーグでどんな投手になりたいのか」と。すると彼は「チームの中で必ず必要とされる選手になりたい」と語った。「勝利をあげることは特別な意味がなくて、ただチームの中で存在価値を認められる選手として残りたいです」

金善宇は来年初めに再び米国に発ち、スプリングキャンプ(オールランド)に参加する。そして4月、待望の2003メジャーリーグが開幕する。球速150km前後の早い直球、それに落ちるカーブとスライダー。朴賛浩(パク・チャンホ、テキサスレイジャーズ)、金炳賢(キン・ビョンヒョン、アリゾナ・Dバックス)に続くもう一つのアメリカンドリームが彼を待っている。



金相洙 ssoo@donga.com