
14日から世宗(セジョン)文化会館で公演中の「マユマナ」は、ユーモアと速いビットで観客をとりこにするイスラエルの非言語劇(ノンバーバル・パフォーマンス)だ。
韓国にはあまり知らていない公演であるうえに「デルアグアダ」などの大型パフォーマンスに押されて大勢の観客を動員してはいないが、1時間半が短く感じられるほど、分かりやすくて気楽に楽しめる愉快な作品だ。老若男女を問わず、公演に慣れていない観客も笑いと感嘆、歓呼で終始ともに呼吸できる。
よく「叩く」ことを基本とするパフォーマンスが原始的、原初的なリズムを基本としているのとは違い、「マユマナはダイバーの水かき、PVCパイプ、バケツなどを利用して作り出すテクノリズムとロックの強いビットが妙味だ。
ここに、ラッパーのようにビットボックスを付け加えたり、合間合間に披露するテクノダンス、夜光のボールと水かきを利用した身振りときらびやかな踊りは「マユマナ」を単なる「打楽器公演」以上のものに仕立てるだけでなく、耳と目も楽しませてくれる。
10本あまりで構成された短い状況劇のうち、精巧な身振りで観客から感嘆が上がる「少年たちのテーブル」と、ち密に計算された照明と舞台装置が引き立って見える「フラッシュライト」、「公園のボール」などが特に人目を引く。
「食堂で」は「のりまき、のりまき、のりまき…」と「うどん」「チョンガーキムチ」など韓国の食べ物の名前を利用して軽快なリズムを作り出す。
観客を席から立ち上がって熱狂させるアンコール公演は、おまけだ。今週末(20日)を最後に幕を下ろす。「マユマナ(Mayumana)」は「多才多能な」という意味のヘブライ語から取った題名。土曜は午後3時、7時半、日曜は午後3時から。3万〜6万ウォン。02—399—5888。
康秀珍 sjkang@donga.com






