
25日、釜山海雲台区(プサン・へウンデグ)盤如(バンヨ)1洞アジア大会選手村、朝6時半。114棟から朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の選手たちが姿を現し始めた。まだ目が覚めずあくびをする人もいれば背伸びをする選手もいた。まだ夜が明けていなく接近が禁止されているため、選手たちの顔はよく見られなかった。集まった人数が数十名になると選手村マンションの前のあちこちで気軽に体をほぐした。
北朝鮮選手らの一日はこのようにして始まった。体をほぐした選手たちはまた宿舎に戻った後、7時20分くらいに出て来て食堂に向かった。午前の練習が予定されている柔道、体操、漕艇の選手が先に食事をした。食事は北朝鮮の選手同士。しかし時々知り合いの韓国人選手や関係者に会うと忘れず「おはようございます」とあいさつをする。
北朝鮮選手団の一日はすき間なく忙しいものだった。今大会で何かを見せつけるという意気込みが感じられる。朝食を済ました選手らは直ちに練習場に向かった。北朝鮮の女子柔道の英雄ケー・スンヒがいる柔道チームは8時ちょっと過ぎて西大新(ソデシン)洞の国民体育振興センターに向かった。柔道選手たちは9時30分にセンターに到着、10時50分まで練習して選手村に戻った。午後、ケー・スンヒは選手村内のトレーニング室でウェイトトレーニングをした。
チョ・ワングクら漕艇選手は9時ごろ選手村を出て海雲台の漕艇競技場で猛練習に入った。漕艇チームは昼食も競技場の隣のレストランで済ました後、午後練習を終えて選手村に戻った。
世界最長身の李ミョンフンで関心を集めているバスケットボール・チームは学生教育文化会館体育館で午前、午後の2回練習をした。当初は午後1時から3時までの1回だけ予定されていたが、競技場に他の日程がなかったため、午前10時30分から11時40分、午後4時30分から7時まで本格的な練習をした。
ワールドカップベスト4入りを果たした韓国をくだして優勝まで狙う北朝鮮サッカーチーム。午前に休息をとった後、午後3時30分選手村を出て、華明(ファミョン)洞に設けられた運動場に移動して戦術練習をした。
午後の練習を終えた北朝鮮の選手らは5時30分から競技別に選手村に戻ったが、夕食は午後8時になってからだった。食事を終えた選手らが戻った選手村マンションの114棟は、午後9時30分を過ぎると明かりが消された。
北朝鮮選手団はもっぱら練習をするだけだった。練習場に記者らが現れると非公開で練習し、記者らの質問にはほとんど答えなかった。北朝鮮関係者は「競技を全部終えた後に答える」と述べた。
これに対してワン・サンウン選手村長は「北朝鮮のバン・ムンイル団長らの関係者に会うといろいろ話すが、北朝鮮側は非常に言葉を控えている。結果で応えたいという印象だ」と述べた。
梁鍾久 yjongk@donga.com






