
「イスラエルの非言語劇(Non—Verbal Performance)」が、初めて韓国の舞台で披露される。
ソウル世宗(セジョン)文化会館大劇場で10月14日幕開けとなる「マユナナ」は、イスラエル・テルアビブから来た若者たちの、楽しいパーカッション演奏を鑑賞できる作品。「マユナナ」は「多才多能」という意味を持つヘブライ語「マユマヌット(Mayumanut)」から来ている。
1996年に初演されたこの作品は、非言語劇「スタンプ」に似ている。両作品ともプラスチックのバケツなど、生活用品を叩く打楽によるパフォーマンスという共通点を持っている。また「スタンプ」は、米国のブロードウェーと国内で好評を受けており「マユナナ」は、英国エジンバラフェスティバルとドイツ、オランダなど世界的に800回を超える公演をこなしている。
「マユナナ」の場合、ダンサー、マイム俳優などから構成され、土俗的な踊りとヒップホップ、チャップリンの喜劇演技などが追加された。水の量を加減してそれぞれ異なった音を出すバケツをはじめ、PVCパイプ、プールで使われる水かきなど、ユニークな小道具を使ってさまざまな音を「創造」する。
「マユナナ」の製作者イロン・ヌパ氏は「ジャズダンス、バレー、タップダンスなど多様な踊りと、ジャズ、テクノ、ロックなどさまざまなジャンルの音楽を通じて、自由の中で苦悩する人間の素顔を、国籍なき言語で表現したもの」だと紹介した。
20日まで。平日午後7時半、土曜午後3時、7時半、日曜午後3時。3万〜6万ウォン。02−399−5888。
黃泰勳 beetlez@donga.com






