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アジア大会サッカー代表チーム 「末っ子」の突破に「長兄」の守り

アジア大会サッカー代表チーム 「末っ子」の突破に「長兄」の守り

Posted September. 22, 2002 22:45,   

1986年のソウルアジア大会から16年。2002釜山(ブサン)アジア大会に出場するサッカー代表チームの長兄と末弟が「16年無冠」の屈辱を晴らそうと、意気投合した。

アジア大会を控えたサッカー代表チームは23日午後7時、釜山グドックスタジアムでクウェートと最後の親善試合を行う。

サッカー代表チームは20日、アラブ首長国連邦(UAE)との親善試合で1−0で辛勝。相次ぐ攻撃にもなかなか得点が決まらず、苦しい戦いとなった。

この試合で、大活躍を見せ「朴(パク)ハンソ丸」を救った韓国チームの「長兄」が、ほかでもなくGKの李雲在(イ・ウンジェ、29、水原三星)選手。

ワイルドカードとして代表チーム入りした李ウンジェは、前半27分UAEのナワフ・バキトと1対1の正面対決で門前を守り「ワールドカップスター」としての実力を存分に発揮した。

後半10分と11分には、アリ・マスド、アブドゥーラ・アリのシュートを相次いで弾き出したのに続いて20分には、守備のミスで迎えたピンチを、すばやい判断力で乗り越えた。UAEのサレム・サエドがノーマークのチャンスを迎えたが、李ウンジェがすばやく前進しながらボールをはじき出し、得点を失敗させた。

このように李ウンジェは、若い選手で構成されたアジア大会代表チームの最後尾で、頼もしい兄貴分としてうまく重心を取っている。代表チームが動き出して間もないためか、守備ラインの組織力に時折問題が生じるものの、李ウンジェはこの欠点を完璧に埋め合わせた。

李ウンジェが代表チームの「大黒柱」とすれば、李ウンジェより10歳年下の「末っ子」崔ソングク(19、高麗大)は、代表チームの「活力の素」。崔ソングクは、交替メンバーとして投入され、持ち前の足技を披露しながらMFを掌握した。

崔ソングクは、アジア大会代表選手のうち、唯一のアマチュア選手。朴ハンソ監督は「大会までの時間が差し迫っていたため、プロを中心に代表チームを構成した」としているが、崔ソングクは例外だった。それだけ彼の才能を認めているということだろう。

クウェートとの親善試合でも崔ソングクは「ジョーカー」として投入される見通しだ。崔ソングクは、青少年代表チームでのポジションは、最前線のストライカー。しかし、アジア大会の代表チームでは、側面または攻撃型MFとして攻撃のルートを確保する役割が与えられる。UAEとの親善試合での側面突破は、一先ず合格点を取ったと言える。

とりわけ、崔ソングクは小柄(170センチ)な体ではあるが、華やかなドリブルと破壊力を持つシュートの持ち主。そのため、これまでのストライカーたちとは「持ち味」が違うことから、釜山アジア大会で重用される可能性もある。



朱性元 swon@donga.com