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朴賛浩、2年ぶりの4連勝 コリアン特急よみがえる

朴賛浩、2年ぶりの4連勝 コリアン特急よみがえる

Posted September. 08, 2002 23:21,   

「コリアン特急」の威容を取り戻した朴賛浩(パク・チャンホ、29、テキサス・レンジャース)がシーズン初完投勝を目前に、主審の判定に不満をぶちまけ退場処分を受けたが、4連勝でシーズン8勝目を獲得した。

朴賛浩は8日、フロリダ州・セイントピーターズバーグのトロピカナフィールドで行われた米大リーグのタンパベイ・デビルレイズとのアウエー戦で先発登板し、9回1死まで7安打2失点の力投ぶりを見せ、チームを11−2の勝利に導いた。

これで朴賛浩は、先月24日のニューヨーク・ヤンキース戦から4試合で28回7失点(平均自責2.25)という特級の投球を見せながら4連勝を果たし、8勝6敗となり平均自責を6.00とした。

朴賛浩の4連勝は、LAドジャース時代の2000年9月以来の2年ぶりだ。朴賛浩はまた、奪三振6を追加してシーズン奪三振が101となり、7年連続100奪三振の高地に届いた。通算1200奪三振には1個を残している。

今シーズン残された4試合に登板する予定の朴賛浩は、6年連続10勝も無理なく達成できるものとみられている。

朴賛浩は8回までフォアーボールを一つも与えない完璧な制球力を見せつけた。1回2死で安打を打って塁に出たランディー・ウィンの盗塁を止めて1回を簡単に終えた。2回2安打を打たれて1死1、3塁の失点危機を迎えたが、ベン・グリーブを併殺打で処理した。その後、7回にオブレイ・フプにソロー塁打を打たれるまで、一度も2塁を踏ませなかった。

テキサス打線は朴賛浩が力投を続ける間、2回にルベン・リベラの犠牲フライで先取点を奪い、3回にはハバート・ペリーの3点本塁打などで4点を追加し5−Oでリードし、早くから勝敗を分けた。ペリーの本塁打は、メジャーリーグタイの25試合連続本塁打記録となった。

しかし朴賛浩は、9回、カール・クロフォードを右翼守フライで処理したあと、突然4打者に連続フォアーボールを与えてマウンドをルビ・シネズに明け渡した。この過程で、主審にボール判定に抗議し退場処分を受けた。幸いにシネズは、次の打者を併殺打で処理し、朴賛浩の失点は増えなかった。

朴賛浩は退場になったものの、出場停止の重懲戒は受けないものとみられ、13日、イチローが活躍しているシアトル・マリナーズとのホーム戦に登板し5連勝とシーズン9勝目に挑戦できそうだ。



張桓壽 zangpabo@donga.com