京畿道抱川郡(キョンギド・ポチョングン)にしか生息しないとされていたクマガイソウが、江原道春川市(カンウォンド・チュンチョンシ)、京畿道南揚州市(ナムヤンジュシ)、全羅北道茂朱郡(チョルラブクト・ムジュグン)の3つの地域にも自生していることが明らかになった。
環境部は29日、昨年から1年間にわたって実施した絶滅危機種24種と保護種20種など、44種の野生動植物についての全国分布調査の結果を発表した。
ラン科植物の クマガイソウは、5〜6月に黄色いクリーム色の花をつける多年生植物で、観賞用として知られている。
また、済州(チェジュ)道にだけ分布すると報告されていたカンランは、全羅南道の島2ヵ所にも生息しており、道路工事などにより生息地が消滅し、慶尚(キョンサン)南道でしか発見されなかったアカボシウスバの大規模生息地が江原道にあることが新たに確認された。
とくに、全国的に220頭しかいないとされていた山羊が、700〜800頭も生息しており、江原道の雪嶽(ソルアク)山や非武装地帯の楊口(ヤング)、華川(ファチョン)、三陟(サムチョク)をはじめ、慶尚北道蔚珍(ウルジン)、奉化(ボンファ)にも生息していることが明らかになった。
カワウソの場合、これまでは全国的な分布が確認されていなかったが、今回の調査では、
129の河川の大半の地点で生息の痕跡が発見された。
希少植物のヒメバイカモは、仁川市江華郡(インチョンシ・カンファグン)チョジ里の他、京畿道華城(ファソン)、忠清南道泰安(チュンチョンナムド・テアン)など、西海岸の24地域で群落地が発見された。しかし、エゾシロチョウとコシダカサルアワビなどは、1年間の調査であったにも発見されず、絶滅したものとみられている。
環境部は、「これら動植物の生息地の情報が公開されれば、人々によって生息地が破壊され、動植物が絶滅する可能性が高い」として正確な生息地の位置は明らかにしなかった。
環境部は今回の調査にもとづいて、種別の保護対策を設ける一方、個体数が多く、密猟される可能性の高い山羊と、カワウソの生息地は生態系保全地域に指定し、ヒメバイカモとマナヅルなどの生息地は、土地所有者と生物多様性の管理契約を締結することにした。
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