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[社説]初の聴聞会がこんなレベルでは

Posted July. 29, 2002 23:20,   

張裳(チャン・サン)首相代理に対する人事聴聞会が昨日から2日間の日程で開かれている。人事聴聞会法によって初めて実施された聴聞会という点で、また史上初の女性首相誕生がかかっているという点で、多くの注目を受けている。しかし、初日だけをみると、期待以下の水準だった。

まず、議員たちの姿勢に激しさが欠けていた。マスコミに報道された事実のほかに、新たな内容があまり見あたらず、そのため質問の繰り返しにすぎなかった。張首相代理の答弁の中から矛盾を指摘する追及もほとんど見られなかった。準備が徹底しておらず、何人かを除いては質問の羅列に終始したハンナラ党にも、露骨に張首相代理をかばって、聴聞会の密度を低めた民主党にも、失望させられた。ある与党議員は「本人の長所を述べてみよ」とまで言ったが、これが聴聞会の質問と言えるだろうか。

張首相代理の答弁は、国民が知りたいと思う多くの部分をあいまいにする印象を与えるに十分であった。偽装転入は義母がし、出身学校は秘書が間違えて記載したなど「私はしなかった」で一貫した。周辺に責任を転嫁する姿は、それが事実であったとしても、望ましいとは言えない。自分と関連する誤った結果に対しては、反省が優先されなければならない。「職員の手違いだった」「覚えがない」などの答弁は、果たして彼女が責任行政をする人物であるかを疑わせた。

初日の聴聞会は、張首相代理に対して提起された諸疑惑と関連して、違法行為があったか、問題の釈明過程に嘘がなかったかを明確にできなかった。国政遂行の資質と能力を明らかにすることにも限界があった。大いに期待され意味を付与された初の首相人事聴聞会のこのような姿に、失望感を禁じえない。

議員は、初日に不十分であった部分に対して、最終日である今日、よりしっかりと追及し、張首相代理ももう少し責任をもって正直な答弁をしてもらいたい。