ワニやオットセイの肉などを使った食品が、早ければ今年8月ごろから食卓に上るかも知れない。
食品医薬品安全庁は、ワニ、カンガルー、オットセイと炭などを食品の主原料として使えるよう、食品原料の使用範囲を拡大する内容の食品衛生法改正案をこのほど立法予告したと14日発表した。食薬庁は、また、金糸サンファン茸を食品の副原料として使用できるようにした。
食薬庁は「食品業界の新製品開発への意欲を奨励し、輸入食品に対する不必要な通商摩擦の要因を解消させるために、毒性検査と食品衛生審議委員会議の審議を経て食品原料の使用範囲を拡大することを決めた」と説明した。
最近、狂牛病と口蹄疫で、牛肉と豚肉の需要が減ったことによって、これまで中国・香港・台湾でだけ食用されていたワニ、カンガルーの肉が欧州で大きな人気を得ている。ワニの肉は豚肉・イカ・エビを合わせたような独特な味であるとされている。このためワニは皮だけでなく肉もタイの主要輸出品になっている。
カンガルー肉も肉質が柔かいうえ脂肪が少なく、新しい代替肉類として登場しているが、豪州政府は、約40種類のカンガルーのうち3種を食用として使用できるようにし、狩りを許可している。韓国のボシンタン(犬肉のスープ)を問題にしているフランス女優のブリジット・バルドーは、最近は、このカンガルーの肉食用への反対キャンペーンも行っている。
ワニ、カンガルー、オットセイの肉などは、これまでタイ、豪州、カナダの政府が食用として使用できるよう強力に要求してきた動物性の食品原料だ。
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