日本のマスコミが10日、報じたところによると、1970年に日本航空の旅客機「よど号」を乗っ取り、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)に渡った後、亡命生活を続けてきた赤軍派メンバーの4人が、自ら日本に帰国したいという意向を表明した。
小西隆裕(57)、赤木志郎(54)らよど号ハイジャック事件の犯人4人は、日本入りのための渡航申請書(臨時のパスポート)に署名した後、平壌(ピョンヤン)で会った日本人の代理人に渡しており、この代理人はこれを所持し、9日日本に戻ってきた。
依然として警視庁公安部の指名手配を受けている4人は、1980年代以降は非公式のルートを通じて、自身らの無罪を認めてくれれば帰国したいとの立場を表明していた。しかし、今回は、逮捕されても帰国したいとの意向を示したものと伝えられた。
4人は帰国を決心した理由について「ら致もしていない日本人を我々がら致したとの汚名をはらすため」と説明した。
しかし、4人が北朝鮮から出国するには、北朝鮮当局の許可が必要とされるため、北朝鮮が米国が名指ししたテロ支援国家リストから解除されるのを狙って、これらを出国させようとしているという見方も出ている。米国は、北朝鮮が最近ではテロ行為を行っていないものの、よど号ハイジャック事件の犯人らに潜伏先を提供しているとの点をあげ、15年連続して北朝鮮をテロ支援国家リストから解除せずにいる。
北朝鮮はこれまで、彼らを追放せよという米国側の要求について「政治的に亡命した人々を追放できない」とし耐えてきた。しかし、最近、米国や日本との関係が悪化したことを受け、関係改善をはかるため4人を出国させるものの、名分を確保するため本人らの意向による自主的な出国という形を取っているという見方もある。
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