韓国の中小情報技術(IT)会社25社が、シンガポールで開かれる「コミュニックス・アジア2002情報通信展示会」に参加する。
情報通信部は17日、展示会に参加する中小IT会社のために、韓国パビリオンを設けたと発表した。参加する各社は、無線インターネット、次世代移動体通信(IMT−2000)、コード分割多元接続(CDMA)装置、無線通信機器、アンテナ、通信装置などを披露する。
同展示会は、シンガポールで毎年開かれているもので、アジア太平洋地域で最も大きな規模のIT専門の展示会だ。米国、中国、フランス、ドイツなど世界54カ国、約2400社が参加し、5万人余りのバイヤーが入場する。
特に、移動体通信で韓国が発表する時間が別に設けられ、情報通信部や三星(サムスン)電子、SKテレコム、LGテレコム、KTFなどが発表する。
情報通信部の関係者は、「今回の展示会に参加した中小IT会社とともに韓国の優れたIT産業を積極的に広報する。サッカー・ワールドカップを機に広く知られた『IT大国』としてのイメージが輸出につながる」と期待している。
河壬淑 artemes@donga.com