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在韓米国商工会議所ジェフリー・ジョーンズ会頭に聞く

在韓米国商工会議所ジェフリー・ジョーンズ会頭に聞く

Posted June. 10, 2002 09:35,   

韓国のサッカー2002ワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント(16強)進出を決定づける運命の韓国—米国戦で、若者たちの間で広まっている反米感情を憂慮する人たちが多い。

韓米戦を翌日に控えた9日、ジェフリー・ジョーンズ在韓米国商工会議所会頭(48・写真)に会い、サッカーと若者層の反米感情などに対する感想を聞いてみた。代表的な親韓派の米国人として、すっかり韓国人に成りすましているジョーンズ会長は、興奮と胸騒ぎを感じながら韓米戦を待ちわびてきたと述べた。インタビューでも韓国を「わが国」、韓国チームのことを「わがチーム」と呼んだ。

在韓米国商工会議所会頭に就任して3年目になるジョーンズ氏は、韓国人の女性と結婚し、昨年には息子を得ている。「私は韓国がこわい」という著書も出している。

—W杯韓米戦をどう展望しており、個人的な希望は…。

「率直に言って、W杯で韓国と米国が同組に組まれなければいいな、と思っていた。今大会で韓国はあまりにも好調だ。心の中では米国戦で、本当は韓国が勝ってほしいんだけど、米国人であるからには表向きに言うわけにもいかないし。どっちが勝つにしろ、両国が並んで16強に進出してほしい」

—韓国にいる米国企業人たちで応援団を組織するのか。

「韓米経済協会に所属している韓米両国の会員約30人が大邱(テグ)へ応援に行く。これにはハワイ州知事など米国の現職州知事2人が含まれている。韓国にいる米国企業人を集めて別途の応援団を組織したりはしない」

—韓国にいる米国人たちは、今回の韓米戦にどの程度の関心を持っているのか。

「5日に水原(スウォン)で行われた米国—ポルトガル戦も見に行ったけど、米国応援団が大変多く来ていたことに驚いた。W杯を観戦するために韓国を訪れた人たちのようだった」

—今大会で韓国サッカーもヨーロッパのレベルに劣らないほど成長したという評価もあるが、どう見たか。

「私が見たところでは、過去の韓国選手たちは外国と試合するとき、自信感が不足していたと思う。しかし、今回は、自信をもってうまくやっているし、組織力もすごく強くなっていた。わがチームにスター選手が何人かいるけど、組織的にプレーしているから大変な力を発揮している」

—韓国国民、とくに韓国代表のサポーター「レッドデビル」(赤い悪魔)の熱烈な応援を見てどう思ったか。

「熱烈な応援は、ワガ(韓国)チームに大きな力になっている。開催国は常にホームの利点を持っているが、これにワガ国(韓国)の人たちが一丸となって代表チームを支持し、代表チームとしても大きな自信感をつけることができたと思う。半面、ワレワレの応援は相手チームにとっては恐ろしいものだ」

—スポーツと国家間の関係は別問題だが、勝敗に対する過度な関心が韓米両国の友好関係に悪影響とならないだろうか。

「そういうことはないはず、と断言できる。先日、ポーランドに勝ったとき、赤い悪魔や国民たちが試合終了後にも情熱的に応援を続けたが、危険な水準を越えてはいなかった。韓米戦でも、その時のように秩序良くやれば大きな問題は生じないだろう」

—若者たちの一部で広まっている反米感情については…。

「反米感情があることは確かだが、一時的なものだ。米国製品を好み、米国で教育を受けたいとしているし、外国人会社に就職できることを喜ぶのも事実だ。現実的にみれば、経済と国防などの分野で、常に米国と協力した方がワレワレには有益だ」

—会長は、韓国をもっとも理解している米国人として知られている。韓国の若者たちに伝えたい米国の立場は。

「まず、米国はいつも韓国の友人であり、米国と韓国は非常に特別な関係であることを認識しなければならない。米国人たちは、韓国の人々を尊敬し高く評価している。米国が通商問題でもっとも激しくもめる国は言葉も文化も同じカナダだ。現在、米国は世界最強国なので、経済的にも軍事的にも米国のような友人をもっているということはいいことだ。若者たちは、良き友人を捨てようとせず、常に有益な方向で利用しなければならない」

—W杯が終わった後の韓国経済をどう展望しているか。

「何よりも海外のメディアが韓国について大変好意的に報道している。韓国が4年前に通貨危機に見舞われ、ほぼ破産状態に追い込まれていたのに、立ち直ったことに対して外国の人たちは皆が驚いている。また、W杯で国家イメージも大きく良くなった。先月末に開かれた『2002ソウル投資フォーラム』でも、韓国は東アジアのハブ国になれるという評価が出ている」



異鎭 leej@donga.com