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[社説]青瓦台が「うその暴露を促した」

Posted May. 21, 2002 10:43,   

青瓦台(大統領府)が金大中(キム・デジュン)大統領の次男、弘業(ホンオプ)氏と金銭取引問題で検察の取り調べを受けている柳進杰(ユ・ジンゴル)氏に「検察の強圧的な捜査があったと暴露せよ」と促していたされる。柳氏は、青瓦台のそのような言葉を収録した録音テープまで保管しているという。一方、柳氏に対する強圧的捜査が事実だと主張する弁護士もいて、議論が予想される。

しかし、我々が特に注視するのは、青瓦台という権力の中核が検察に影響力を行使しようとしたのではないかということだ。青瓦台側は、強圧捜査の有無に対する事実を確認するために、青瓦台行政官のパク・チョンイ氏を柳氏のもとに送ったとしているが、それより積極的に「強圧捜査の暴露」を促したことが明らかになっている。青瓦台側がそのように促していたのが事実ならば、それは言語道断のことだ。仮に、強圧捜査があったとしても、それは担当弁護士がすべきことであって、ここは青瓦台が出る幕ではない。

金大統領は、息子問題に対して折に触れて「検察の捜査を見守り、法の決定に従う」と話してきた。そのような点で、今回の青瓦台側の行動は、金大統領の誓いにも真っ向から反する。検察に意図的に圧力を加えようとしたのでは、という疑いをぬぐいきれない。

数日前も、民主党の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領候補と韓和甲(ハン・ファガプ)代表が、検察が一方的に民主党ばかり責め立てているという発言をして論議を呼んだ。今は、力を握っている側が少しでも検察を「刺激する行動と発言」をすれば、当人たちがいくら弁明してもその意図を疑わざるを得ない状況だ。

青瓦台側が柳氏の偽りの証言を促した内容を収録しているという問題のテープは、一日も早く公開すべきだ。そのテープの内容に従って、関連人物らに対する徹底的な法的問責が伴うべきだ。検察をゆすろうとする権力の企みは、いかなるものであれ、遮断されなければならない。それがまさに検察の中立を保障する道であり、検察の捜査に対する国民の信頼を回復する道だ。