
▲特別功労賞を受賞したウディ・アレン〓オープニングセレモニーでスポットライトを浴びた人物は、開幕作品に選ばれた「ハリウッド・エンディング」を監督、主演した米国のウディ・アレン監督(66)。カンヌ映画祭側は、これまで彼の作品を44本も上映しているが、彼は30年間一度もカンヌの招請に応じなかった。
ウディ・アレンにはこの日、特別功労賞に相当する「パーム・ド・パーム(Palme de Palme)」が贈られた。カンヌ史上、この賞を贈られたのは「秋のソナタ」「ペルソナ」などを監督したスウェーデンのイングマル・ベルイマン監督一人。アレンは、長らく総立ちの拍手喝采で迎えた観客に対し「フランス人は、私について二つだけ大きな錯覚を抱いている。第一は、私をインテリだと考えていることで、第二は、私をアーティストだと考えているということだ。おそらく、前者は私がメガネをかけているからで、後者は私の映画がいつも興行に失敗しているからだろう」とジョークを飛ばして、聴衆を沸かせた。彼は「ハリウッド・エンディング」が上映される直前「自分の映画を観るのは好きじゃない」として、席を離れた。
▲12日間の映画の祭典〓今年のカンヌ映画祭には、コンペティション部門とその他の部門に、35カ国から出品された88本の映画が上映される。コンペ部門には、15カ国から22作品が出品され、最高賞にあたるパルムドール(黄金のシュロ)を目指して競い合う。林権澤(イム・コンテク)監督の「酔画仙」も、そのうちのひとつ。コンペティション部門には、イギリスのケン・ローチとマイク・リー、ポルトガルのマヌエル・ド・オリビエラ、ポーランド出身のロマン・ポランスキー、イランのアッバス・キアロスタミー、米国のマイク・ムーアとポルマス・アンダーソンなど、マニアのフアンを持つ世界的な監督たちが雌雄を争う。同部門の進出作品は、フランス映画が4本と最も多く、イギリスと米国がそれぞれ3本ずつとなっている。コンペ部門のほかに「ある視点」「金のカメラ賞」などの部門でも、たくさんの映画が上映される。なお、閉幕作品はフランスのクロード・ルルシュ監督の「紳士淑女の皆さん」。
カンヌは、今年からデジタル映画の映写装備を備え、監督がフィルムとデジタル方式のうち、どちらかを選択できるようにした。これにより、100%デジタル方式で撮影されたジョージ・ルーカス監督の「スターウォーズ・エピソード2−クローンの襲来」が16日、米国で封切られると同時にカンヌでも上映される。
▲カンヌに進出した韓国映画〓「酔画仙」のほかに、5本の韓国映画がカンヌで上映される。お年寄りたちの性を写実的に取上げた、パク・ジンピョ監督の「死んでもいい」が、批評家週間にノミネートされた。カン・ビョンファ監督の「初冬の昼食」と、パク・ソンジン監督の「ハネムーン」が、世界中の映画学校学生の作品を対象にしたシネファンデーション部門に招待された。パク・ソンジン監督は、パク・ジンピョ監督の実の弟。ソン・スボム監督の「海の中の魚はのどが渇かない」が、監督週間の中短編外国映画部門に、スクリーンクォーター文化連帯が制作したドキュメンタリー作品の「共存の希望を求めて」は、監督週間の特別プログラムとして上映される。
▲カンヌ・フィルムマーケット〓映画祭とともに世界の映画配給・輸入業者、投資家らが参加するカンヌ・フィルムマーケットが開かれる。今年も、2000近い映画会社など、関連業者が参加した。国内からも、シネマサービス、CJエンターテインメント、ミロビジョンの5社がブースを設け「フー・アー・ユー」「猟奇的な彼女」など、25本の映画のプロモーションに乗り出す。映画進行委員会も、韓国映画総合広報館(KOFICパビリオン)を設置した。
康秀珍 sjkang@donga.com






