「2002ワールドカップサッカー(W杯)大会まで、あと50日、16強入りの可能性が1%ずつ高くなると前向きに考えて欲しい」
韓国サッカー代表チームのグス・ヒディンク監督は9日、大韓サッカー協会で開かれた記者会見の場で「ワールドカップまで残すところ50余日となり、韓国と日本はもちろんのこと、世界中のサッカーファンが自国のナショナルチームの成績に関心を持っているが、世界最強のフランス代表チームの監督さえフランスチームの16強入りを確信していないだろう」と語った。
また、「フランスとアルゼンチンは、16強入りを何度も経験しているため、16強入りする可能性が高いと思う。ところが韓国は経験がなく、相対的にみて確率は低い。しかし、私は昨年からその可能性を高めている」と付け加えた。
ヒディンク監督は「これまで1年6ヵ月間、選手たちは私の指示に耳を傾け、世界有数のチームに劣らない競争力を備えつつある。16強入りの可能性を50%とみて、今後50日間1%ずつ高くなると前向きに考えて欲しい」と語った。
ヒディンク監督は「韓国チームは守備ラインとミッドフィールドでのプレーが安定しており、特に体力の面では世界レベルに達している。今後、戦術を向上させ、シュートをゴールにつなげる決定力を強化すれば16強入りは可能だ」と自信を示した。
梁鍾久 yjongk@donga.com






