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李会昌総裁「大統領候補になれば党務は代行に」

李会昌総裁「大統領候補になれば党務は代行に」

Posted March. 20, 2002 09:47,   

ハンナラ党の李会昌(イ・フェチャン)総裁は19日、記者会見を開き「大統領選挙への出馬宣言後、総裁権限の代行を指名して党務から退き、5月の党大会で総裁に再び選出されるとしても、即刻総裁権限代行体制をスタートさせる」と話した。

また、李総裁は民主党から贈与の疑惑を提起されているソウル鐘路区嘉會同(チョンログ・カフェドン)の高級住宅問題については、「国民を失望させ、ご心配をかけて誠に申し訳ない」とし、「早い時期に引っ越すつもりだ」と語った。

また米国の市民権を得るための「遠征出産」であると疑われている孫娘の国籍問題についても「国内法に則って出生届けを済ませた」と説明した。

李総裁は側近政治だといわれていることについて、「側近だからといって党の運営や大統領候補選出のための党内選挙で不公正な行為をする場合は決して許さない。しかし側近と名された人々に党内選挙への不参加を求めることはできない」と述べた。

また「大統領選挙の前に集団指導体制を導入して、党運営と大統領選挙運動との分離を求める非主流の要求も現実的には受け入れがたい」とし、5月の党大会で大統領候補選出のための党内選挙と、党総裁選挙のいずれにも出馬する意志を明らかにした。そして「総裁選挙への不出馬を宣言すると、総裁選挙が過熱し、非常に大変な状況になりかねない」と同時出馬の理由を説明した。

李総裁は「ただし、大統領選挙候補は党運営にはかかわらず、「総裁団」が合議制にもとづいて党を運営するようにして、事実上、集団指導体制の精神を生かす」と付け加えた。

これに対し金鄹龍(キム・ドクリョン)、洪思鄹(ホン・サドク)議員など非主流は「李総裁に決断を促したが、李総裁の事態認識はあまりにも甘すぎて期待に及ばないものであり残念だ」と非難した。



宋寅壽 issong@donga.com