韓米連合軍が参加する大規模軍事訓練が21〜27日韓国で実施される。
今回の訓練は、在韓米軍の他に米国本土と日本、グアム島などに駐留している米軍が多数参加する上、それぞれに実施されてきた2つの軍事演習を統合し、例年より規模が大幅拡大されたため、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)側の反発が予想される。
韓米連合軍司令部の作戦参謀部長は、先月28日「年毎別途で行ってきた韓米合同演習の戦時増援演習(RSOI)とフォールイーグルス演習(FE)を今年から連係して共に実施することにした」とし、「2つの訓練を統合した『RSOI/FE2002』訓練を21日から27日まで実施し、それに韓米両国軍が参加する予定だ」と明らかにした。
連合戦時増援演習は戦時海外で増援される兵力と装備を前方まで展開する過程を評価し、指揮能力を向上させるための軍事演習で、フォールイーグルス演習は有事の際、北朝鮮軍特殊部隊の大規模侵入に対応して実施される野外機動演習だ。通常、フォールイーグルス演習には米軍3万余人を含め、韓米連合軍50万人以上が参加している。
韓米連合軍司令部は、このような内容の軍事演習計画を北朝鮮側に通知するため、28日午前8時に板門店(パンムンジョム)で軍事停戦委員会の秘書長級接触を行うことを北朝鮮側に提案したが、北朝鮮は「我々はそのような通知をもらう必要がない」として拒否したと国防部関係者が伝えた。
成東基 esprit@donga.com






