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「付加価値労働生産性」韓国は米の半分

Posted February. 18, 2002 09:27,   

韓国の付加価値労働生産性が米国の半分にも満たないことが明らかになった。

韓国生産性本部が17日に発表した「生産性の国際比較」によると、購買力評価指数を適用した2000年の韓国の1人当り付加価値労働生産性は3万935ドルで、経済協力開発機構(OECD)の比較対象国25カ国の中で20位となった。

OECD比較対象国のうち1人当り付加価値労働生産性が最も高い国は米国(6万6341ドル)で、韓国は米国の46.6%に過ぎない。

これは韓米両国の物価の差を取り除いた購買力を基準にした労働生産性だ。米国の物価は韓国の1.5倍ほどの水準であるため、もしその物価をそのまま反映させると、韓米両国の労働生産性の格差はさらに大きくなる。

米国に次いで高い付加価値労働生産性を保有している国はベルギー(6万3904ドル)とアイルランド(6万2682ドル)で、日本(4万8744ドル)は16位だった。韓国より付加価値労働生産性が低い国はチェコ、スロバキア、ポーランド、メキシコ、トルコの5カ国だった。

生産性本部のイ・グンヒ専門委員は「これは韓国の労働力のクォリティーが低いというより、先端設備が整っていない上にサービス業が発達していないため」とし、「付加価値労働生産性を高めるにはコンピューター、ソフトウェア、情報処理業など、付加価値が高いサービス業を発展させ、製造業部門では技術を開発し良質の先端設備を整えなければならない」と語った。

この指数は、付加価値の概念である国内総生産(GDP)を就業者の数で割って算出しており、総生産量を基準とする一般労働生産性とは違って、付加価値を基準にしている。



申¥¥¥然鐏 ysshin@donga.com · 金昇鍊 srkim@donga.com