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金弘業氏側近に李容湖事件捜査中止を依頼

Posted February. 06, 2002 09:28,   

昨年9月初め、「李容湖ゲート」の捜査初期に、李亨澤(イ・ヒョンテク)前預金保険公社専務が、金大中(キム・デジュン)大統領の次男、金弘業(キム・ホンオプ)氏の側近である金ソンファン(51)氏に「愼承男(シン・スンナム)前検察総長の弟、愼承煥(シン・スンファン)容疑者が金品を受け取った事実を愼前総長に知らせ、捜査が中止されるようにしてほしい」と依頼した事実が、5日、車正一(チャ・ジョンイル)特別検事(特検)チームの捜査で明らかになった。

特検チームは同日、宝物引き上げ事業に関連して、李亨澤容疑者を厳翼駿(オム・イクジュン、死去)前国家情報院(国情院)第2次長に紹介した李起浩(イ・ギホ)前大統領経済首席秘書官を召喚して取り調べを行った。

李前首席については、宝物埋蔵の可能性を認める国情院の報告書の内容と異なる釈明を何故したのか、宝物引き上げプロジェクトの計画書を受け取って、それを他の政府高官に渡したかなどについても捜査している。

一方、金ソンファン氏は、特検チームの調べに対して、「依頼を受けたのは事実だが、当時、愼総長に知らせたり捜査の中止を求めたことはない」と否認しているが、李亨澤容疑者が金ソンファン氏に依頼した経緯と背景などについて疑惑の目が向けられている。

とくに、昨年捜査が行われていた当時、愼前総長が捜査チームの公式発表に先立って、愼承煥容疑者がお金を受け取っていた事実を知っていた点からみて、愼前総長が金ソンファン氏を通じて同事実を知っていた可能性とともに、捜査中止の要請を受けていた可能性も提起されている。

さらに特検チームは5日、李亨澤容疑者が最近の捜査で、「昨年9月初め、愼承煥容疑者が李容湖被告から5000万ウォンを受け取った事実を知った。それで、この事実を金ソンファン氏に伝えて愼前総長に会ってこれを知らせるように頼んだ」と供述したことを公式に確認した。

特検チームは、金ソンファン氏を4日召喚し取り調べた結果、金氏は李亨澤容疑者から依頼を受けた事実は認めたが、自分はその依頼を無視し、愼前総長に頼んだ事実はないと供述していると発表した。

しかし、特検チームは、金氏の供述に釈然としない点があるとみて、近く再召喚し追加捜査する方針だ。

特検チームはとくに、李亨澤容疑者が金氏に依頼した経緯などからみて、金氏が普段から愼前総長の事務室に頻繁に出入りしたり、交流を重ねてきた可能性が高いとみている。特検チームは、愼前総長に対しては、外部からの圧力や請託疑惑について補充捜査を行った後、近く召喚する方針だ。

一方、金弘業氏側はこれに関連し、「李容湖被告とは一面識もなく紹介してもらったこともないので、いかなる疑惑やゲートにかかわった事実がない」とし、「李亨澤容疑者への捜査と我々はどんな関係もない。もし、金ソンファン氏が捜査中断の請託に駆け回っていたら、『我々を売り物にしただけ』に過ぎない」と語った。

金ソンファン氏は、金弘業氏と高校やROTCの同期で個人事業をしており、愼前総長とも親しい間柄であることが知られている。



丁偉用 myzodan@donga.com · viyonz@donga.com