
「飛龍(ワイバーンズ)」がうごめき始めた。
来シーズンで3年目を迎えるプロ野球のSKワイバーンズが、万年最下位という「卵の殻」を破り、青空へと飛び立つための、力強い羽ばたきを始めた。SKは今年のストーブリーグの果敢な投資で、投打戦力の核心となる「目玉」選手を相次いでスカウトし、2002シーズンの突風を予告している。さらに、来年からは、大リーグスタイルの超現代的な文鶴(ムンハク)球場(仁川)のホーム球場使用が決まっており、名門球団へのステップを着実に踏みはじめている。
▲ストーブリーグでの投資金額?〓SKは、自由契約選手(FA)になった投手のキム・ウォンヒョンと4年契約で11億ウォン(契約金5億ウォン)、ロッテから迎え入れたキム・ミンジェとは4年間10億ウォン(契約金5億ウォン)でサインした。FAのキム・ミンジェをスカウトする代りにロッテに支払った補償金は、今年の年俸(7600万ウォン)の450%にあたる3億4200万ウォン。さらに、三星(サムスン)と史上最大規模の2対6トレードに踏み切り、ブリトーとオ・サンミンを渡して、キム・キテ、キム・ドンス、キム・サンジン、イ・ヨンフン、キム・テハン、ジョン・ギョンべを受け入れた。この6人に対する見返りとして、三星にキャッシュで11億ウォンを追加して支払っている。
この金額だけでも35億4200万ウォン。キム・キテなど三星からスカウトした選手の年俸負担金まで入れると、およそ40億ウォンを投資したことになる。このほか今年は選手団の練習場と宿舎を新築するなど、1年間に260億ウォンを注ぎ込んだSKは来シーズン、選手団の年俸と支援金など、160億ウォンの予算を使う計画だという。
▲なぜ投資なのか?〓SKワイバーンズのアン・ヨンテ社長は「SKは野球のほかにもバスケット(SKナイツとSKビックス)とサッカー(富川、ブチョンSK)など、プロスポーツの育成に力を入れている。プロのスポーツチームの存在理由は何であろうか。子どもには夢と希望を与え、大人には楽しみを与えることではなかろうか。企業はスポーツチームの育成を通じて、イメージアップと利益の社会還元という、二つの目的を果すことができる。いったんスポーツチームを抱えた以上、思い切った投資は当然のこと。口ではプロ野球のためと言いながら、投資に消極的なチームが多い」と語った。
金相洙 ssoo@donga.com






