Go to contents

白鮫ノーマン、100万ドルの賞金を独り占め

白鮫ノーマン、100万ドルの賞金を独り占め

Posted November. 27, 2001 09:50,   

米プロゴルフの第19回スキンズゲーム(賞金総額100万ドル)は、「ゼロ・サム・ゲーム」そのものだったと言える。

「ゼロ・サム」とは、片方の得点が他方には同点の失点になること。今回の大会はスキンを取ったとしても、次のホールで勝つか、もしくは引き分けにならないと賞金を獲得できないようにルールを変更し、「賞金の独り占め」を予想した専門家もいた。

ところが、その「もしや」が「現実」となったのだ。

26日カリフォルニア州インディオ・ランドマークGCで(パー72)で行われた大会2日目の9ホール。

グレッグ・ノーマン(46、豪州)がスキンズゲーム史上以来初めて賞金総額100万ドルを全額独占した。17番ホールまで勝ち取った80万ドルのスキンを獲得した後、残りの20万ドルさえも追加2ホール目で手中に入れた。

これまでのスキンズゲームでもっとも多額の賞金を獲得した選手は1999年の大会で63万5000ドルを取ったフレッド・カプルズ(米国)。また1ホールで最多の賞金を獲得したのもやはり当時41万ドルがかかっていたホールで勝利を収めたッカプルズだった。

前日の9ホールゲームで、だれも1ドルの賞金も獲得できず、この日も15番ホールまでだれもスキンズを獲得できないまま、じれったいような接戦が続いた。

16番ホール(4パー)でジェスパー・パーネビク(スウェーデン)は約6mのバーディーを成功させ、前ホールまで獲得した73万ドルをすべて独り占めするかと思われた。

ところが、ノーマンが17番ホールで二度目のショットをホールカップ1m20に近づけたことで、千金のバーディーを取り、バーネビクの懐に入りそこねた73万ドルだけでなく、17番ホールにかかっていた7万ドルまで獲得するチャンスをものにした。

今回の大会の勝敗を分けた18番ホール(5バー)。 タイガー・ウッズ(米国)、コーリン・モンゴメリー(英国)は二度目のショットを水に落とし、バーネビクはフェアウェイ・バンカーに打ち込んでしまい、ノーマンに幸運がめぐってきた。ノーマンは二度目のショットをグリーンの横にあるバンカーに落としたが、1m20のパーフォートをカップに入れ、一気に80万ドルの賞金を取った。

勢いに乗じて、ノーマンは14番ホール(4パー)で行われた延長2番ホールで再び1m20のバーディーを成功させ、残りの20万ドルも懐に入れた。

ノーマンは、「たとえスキンズゲームだとしても、優勝はすばらしい」としながら、「大選手らを負かして非常に満足している」と優勝の喜びを隠し切れずにいた。



安永植 ysahn@donga.com