ソウルなど首都圏の主要幹線道路や新都市で、SKとLG精油など大手精油会社直営のガソリンスタンドのガソリン消費者価格がソウルのガソリンスタンドの平均より1リットル=10ウォン以上割高になっていることが分かった。
精油会社は工場到着価格を引き下げたことを消費者に公言する一方で、直営のガソリンスタンを通じて他のガソリンスタンドより高い値段でガソリンを販売していた。これらの直営ガソリンスタンドは会社がそれぞれ違うのにガソリン消費者価格はまったく同じであったり、差額が1〜2ウォンに過ぎず、価格談合疑惑が慎重に提起されている。
最近、国際原油価格の急落にも関わらず、ガソリン代が下がっていないとの消費者らの不満が高まると、公正取引委員会も19日ガソリンスタンドによる価格談合疑惑に対する予備調査を開始、結果が注目される。
本紙の取材チームが最近ソウル江南区(カンナムグ)と瑞草区(ソチョグ)、城南盆唐区(ソンナム・プンダング)のSKとLG精油直営のガソリンスタンド34ヶ所のガソリン価格を調べたところ、SK直営ガソリンスタンド15ヶ所のうち14ヶ所が1リットル=1294ウォン、LG精油直営のガソリンスタンド19ヶ所のうち14ヶ所も1294ウォンと、同じ価格になっていた。LG精油は20日深夜0時から、SKは21日深夜0時からそれぞれ工場到着価格を引き下げたが、直営ガソリンスタンドで下げ幅を反映するかどうかはまだ不透明だ。
このほか、ソウル江西路(カンソロ)、登村路(ドゥチョンロ)、漢江路(ハンガンロ)、楊花路(ヤンファロ)、始興(シフン)大路、京畿果川(キョンギ・カチョン)市にある直営ガソリンスタンドと、精油会社の価格統制力の高い代理店直営ガソリンスタンド26ヶ所も1リットル=1294〜1295ウォンで販売していた。
これは韓国石油公社が先週調査した全国のSKガソリンスタンドの平均ガソリン代1259.75ウォンやLG精油の1256.74ウォンよりも1リットル=30ウォンほど高く、ソウルにあるガソリンスタンドの平均1281.51よりも10ウォン以上割高だ。
精油会社はガソリン消費者価格が国際相場をきちんと反映していないとの批判に対し、「ガソリンスタンドで値下げに応じないから」と言い抜けて来たが、実際は直営ガソリンスタンドを通じて高値政策を主導してきたことが判明したわけだ。
一部では価格談合疑惑も持ち上がっている。石油業界の関係者は「精油会社に対して多くの債務を負っている一部の自営ガソリンスタンドの価格も直営ガソリンスタンドとまったく同じパターンで動いている」とし、「誰が見ても不審だ」と話している。
これに対して、SKの関係者は「たまたま同じ価格になっているだけ」とし、「江南(カンナム)の方は地価が高くて価格の格差が小さいが、経由など他の石油製品はガソリンスタンドごとに差が出ているはず」と語った。
LG精油の関係者によると、「ガソリンスタンドの密集した地域は記念品の提供など競争が激しく、他の地域よりガソリン代が高くならざるを得ない」とし、「直営ガソリンスタンドの場合、独立性を認めているため、精油会社から一律に価格を統制することができない」としている。参加連帯の朴元錫(パク・ウォンソク)市民権利局長は「精油会社がソウルなど一部の地域において、直営ガソリンスタンドを通じて値下げを妨げてきたことが事実であるとすれば、今までガソリンスタンドに責任をなすりつけてきた過ちに対して消費者に謝罪する必要がある」という考えを示した。
李憲鎭 mungchii@donga.com






