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アフガン親政権の形態で構成練る米国

Posted November. 13, 2001 10:06,   

アフガニスタンの首都カブール市に対する攻略に向けて、北部同盟の大攻勢が秒読みに入ったなか、この攻勢にブレーキをかけている米国の軍事的な戦略と政治的な計算に関心が集まっている。

米国が構想している「カブール占領以降」は、単に一つの都市の占領および統治方策にとどまらず、「ポスト・タリバーン」政府をいかに構成し影響力を行事するのかにおける礎としてみられているからだ。

米国のカブール地上戦のシナリオは大筋で2つに分けられる。まず、米国など多国的地上軍をアフガン内に確実に配置しカブールを取り囲んだ後、北部同盟軍と連合する半面、多国的軍の主導下にカブールを攻め落とすという戦略だ。

アフガンの地理に詳しい北部同盟軍を先頭に立たせてタリバーン軍を打ち破っていくという既存の戦略とは大きく異なるものだ。米国が北部同盟のカブールの単独攻略を反対する理由もまさにここにある。

米国の戦略変化は何よりもカブール市の占領以降、発足される新しい政府の構成方式だ。

米国は、新しい政府が△アフガン内の部族間の対立を解消し△アフガン周辺国家の利害関係と力関係を反映して△米国と多国的軍の戦争目的を達成する方向で構成されなければならない、という立場を示している。

したがって、北部同盟が単独でカブールを占領する場合、小数民族同盟の北部同盟が主導権を行事しようとする可能性が多く、米国の「アフガンのグランドプラン」と摩擦を起こす可能性が大きい。米国が第2次世界大戦後のベルリン市のようにカブール市の中立化案を取り上げているのも、まさにこうした背景からだ。

北部同盟は米国の警告にもかかわらず、カブールを単独で攻略する大攻勢を進めている。北部同盟のアフジャル・アマン将軍は12日午前(現地時間)、AFP通信との記者会見で「これから一時間以内にカブールに対する攻勢を開始する方針だ」と述べた。

また、「しかし、カブール市の入り口まで進撃し市内には入らない方針だ」と表明し、米国の警告を意識していることを示唆した。北部同盟はこれに先立って11日、カブール市北部に5000人余りの兵力を配置するなど大攻勢準備に拍車をかけている。



orionha@donga.com